GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
軽自動車 [新型ekワゴン]
部門/分類
商品デザイン部門 - 乗用車および関連商品
受賞企業
三菱自動車工業株式会社 (東京都)
受賞番号
06A08013
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新型「eKワゴン、eKスポーツ」は三菱自動車の主要軽自動車です。新型「eKワゴン」は、現行「eKワゴン」の基本イメージ「シンプル、クリーン、ベーシック」を継承し、「便利、安心、気持ちいい」を基本コンセプトとして、幅広いお客様に受け入れられる軽乗用車のスタンダードを目指しました。特徴装備として、ボンネット型軽自動車初の電動スライドドアを一部類別に設定しました。新型「eKスポーツ」はワゴンをベースとし、切れ味と特別な走りを予感させる迫力のスタイリング、ダークで洗練されたインテリアカラーを採用し、スポーティなイメージ、走りを好むお客様の要望にお答えしました。

プロデューサー

三菱自動車工業株式会社 商品戦略本部 プロダクト・エグゼクティブ 福井紀王

ディレクター

三菱自動車工業株式会社 デザイン本部 本部長 仲西昭徳

デザイナー

三菱自動車工業株式会社 デザイン本部

開始日
2006年9月13日
価格

913,500 ~ 1,484,700円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

三菱開拓のセミトールパッケージをベースとし、シンプル・クリーン・ベーシック・スマートをキーワードに、洗練された軽自動車のスタンダードとなるデザインを目指しました。飽きのこない長く付き合って頂けるデザインで幅広いお客様の嗜好に応え、等身大で親しみ易さを感じて頂ける造形を心がけました。電動スライドドアやLEDリアコンビランプ等をボンネット型軽ワゴンでいち早く採用し、利便性・先進性・安全性を高めました。

デザインのポイント
1.過飾を廃しながらワゴンとしての信頼感・上質感を表現するエクステリアのボクシーなシルエットと豊かな面質
2.モダンで親しみ易さを感じさせながら、視認性・操作性・居住性を高い次元で両立させたインテリアデザイン
3.選べる楽しさを提供する12色の外装色、明るく健康的な基調色に斬新なパールホワイトパネルを配した内装色
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

運転席側にオフセットしたセンターメータで視線移動が少なく見易い計器レイアウトとしました。またインパネ上のシフトレバー配置とセンターメータを両立し視認性・操作性の良い計器盤としました。一部類別にはボンネット型軽ワゴンで初めて電動パワーラッチ付スライドドアを左後席に採用、小さなお子様や介護の必要な方のアクセスを容易にし、狭い場所での乗降性も高めました。助手席シートバック裏には、共通のインターフェースを介して用品展開の様々な収納アイテムをお客様が自由にレイアウト出来るマルチ・ポジション・ユーティリティーを採用し利便性を高めました。高い収納性の小物入れを豊富に採用し機能的な室内空間としました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

シンプルでベーシックな造形を基本とすることで、近年保有年数が延びている軽市場でも、飽きのこない長く付き合って頂けるデザインを目指しました。また先代モデルからの部品共用率を高めることで、品質の安定と信頼性を高めました。リアコンビランプには応答性の高いLEDを軽自動車でいち早く採用し玉切れの無いメンテナンスフリーを実現しました。インテリアの2トーンデザイン等も部品分割を活用し、塗装に頼らない構造とすることで、解体時の種分けを容易にしています。シート生地にはエコテックス規格100の認証を取得し長時間使用に対する安全性の向上とリサイクル性の向上も図りました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

日常生活に密着した軽自動車にとって限られたサイズの中での収納性が重要なテーマですが、お客様の様々なライフスタイルへのフレキシブルな対応を目的に、助手席シートバック裏に共通インターフェースを設けお客様自身が必要に応じたアイテムを自由にレイアウトしカスタマイズ出来る「マルチ・ポジション・ユーティリティー」は当部門から提案し実現しました。オプション部品等でアイテムを増やし他機種への水平展開でコストを下げ、互換性を高め、お客様の実用に手軽にきめ細かく対応出来るものとしました。小物アイテムは今後の特別仕様車への活用や販売施策への寄与を前提に提案しました。

審査委員の評価

軽として清楚にまとまっている。使い勝手を心地よい形に表現したシンプルな造形は好感が持てる。又、インテリア空間に余裕がある点も評価できる。特に、端正にまとめられた外観は軽自動車としてのあるべき姿を提示しているように思える。やり過ぎず、控え過ぎず、ちょうど良いところに落とし込まれている点評価に値する。特に、フロントマスクは三菱のアイデンティティーを生かしながら品良く丁寧にまとめられている。

担当審査委員| 山中 俊治   川島 蓉子   木村 徹   舘内 端  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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