GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|日本商工会議所会頭賞

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受賞対象名
山形カロッツェリアプロジェクト [和鉄ポット まゆ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理・食卓商品
受賞企業
株式会社菊地保寿堂 (山形県)
受賞番号
06A06033
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

欧米や国内で新たなお茶文化が拡がりをみせている。日本のお茶文化は精神性をも可視化する独自の文化を熟成させてきた。鉄鋳物の茶器(ポット)においても独自の文化を創ってきた。清流のような注ぎ口の切れ、使用感を単純化してきた取手など、国内外の現代生活に伝統を再創作することで伝統と現代が融合した癒しの安らぎの時間を創出するような視覚と使用感と心を結びつける鋳物ポット。

プロデューサー

株式会社菊地保寿堂 代表取締役 菊地規泰

デザイナー

奥山清行

奥山清行氏ポートレート画像

詳細情報

http://www.yamagatakoubou.jp

開始日
2005年9月1日
価格

6,510円/個 (円/個)

問い合せ先

株式会社 菊地保寿堂
Email: kikuchi@wazuqu.jp
URL: http://www.yamagatakoubou.jp

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

欧米人が日本に対して共感と受容する文化美意識を現代の生活に再創作すること。日本のルーツ、現代性、創作性、独自性を融合した生活文化の提案を具現化する。

デザインのポイント
1.「MODERN VINTAGE OF JAPAN」をコンセプトとしてクオリアを具現化するデザイン。
2.単純化された有機的なカタチほど複雑。その複雑なカタチを出来うる限り単純した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

美しく注ぎ口が垂れない茶器の具現化。最も持ちやすい取手製作のため、伝統技術と産業先端技術を融合化することに取り組み成功した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

鉄鋳物素材が錆びにくく、内側ホーローを高温焼成法により人体により安全で強靱な製法を採用した。このことによって、国内外で造られている鋳物ポットの製品品質としては最高品質を実現した。

審査委員の評価

基本形が単純な球形ではなく、微妙に変化する丸い形で、単純ながら強い特徴をもっている。鉄鋳物の質感のなかに、取っ手のワンポイントを利かすなどバランスが良く、古典ではない現代的で高品位な「和」が感じられる、極めて完成度が高いデザインである。これはイタリアのカロッツェリア開発方式を日本の産地に時間をかけて適応させ導き出した結果うまれたものであり、このように世界に誇れる一流品を産地からうみ出していこうとする意欲的な試みそのものを高く評価した。

担当審査委員| 和田 達也   岩崎 一郎   芝 操枝   左合 ひとみ  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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