GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
携帯型 リニアPCMレコーダー [PCM-D1]
部門/分類
商品デザイン部門 - オーディオ・ビジュアル関連商品
受賞企業
ソニー株式会社 (東京都)
受賞番号
06A05019
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高音質録音フォーマットのデファクトスタンダードとして放送業界や音楽関係者に広く使用されてきたDATの新規開発がストップする中、DATを超える録音性能を求めるユーザーの声に応えるべく開発されたリニアPCMレコーダー PCM-D1。高感度内蔵ステレオマイク、ノイズ対策の施された回路設計、新開発チタンボディーによる静音設計により96dB以上のSN比を実現。プロの録音現場にも耐える考え抜かれた操作系の配置、アナログレベルメーターと直感的なインターフェースにより高い操作性を提供し、プロの録音エンジニアから、ミュージシャン、録音愛好家など幅広いユーザーの支持を受けている。

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター コンセプトデザインスタジオ チーフアートディレクター 岡 広樹

詳細情報

http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/

開始日
2005年11月21日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

最高のデジタルテクノロジーを駆使したレコーダーですが、人にやさしいアナログ感覚にこだわりました。繊細な音を表現するメーターや微細に調整可能なボリューム、にぎって使いやすいキーレイアウト。また末永く愛着を持って使っていただけるようにチタンのボディーや真鍮のマイク、メーター部に和紙を使うなど素材にも徹底的にこだわりました。

デザインのポイント
1.最高のデジタルテクノロジー製品ですが、人にやさしいアナログ感覚を大切にしました。
2.本体にチタン素材を絞り加工したものを採用し、剛性を高めるとともに、独特の高級な質感を実現
3.最適な録音環境実現の為の細部に至る使い勝手へのこだわりで個性的なスタイリングとすぐれた機能性を融合
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

持ち歩いて使う、という使い方を考慮し、本体はチタンにイオンコーティングを施し剛性を高めた。マイク部分にはアーチ型のガードを付け、万が一本体を落下してしまった際のマイクへの衝撃を吸収し、保護する機能を持たせている。また、設置角度の調整・本体設置面(机など)からの振動遮断の機能を持った専用三脚を同梱することにより、最適な録音位置を保持できるようにした。ボタン操作によるノイズを抑える為にクリック感の少ないボタンを採用し、片手でもスムーズに操作できる場所に配置した。

審査委員の評価

DATを超える録音性能を求めるユーザーの声に応えるべく開発されたリニアPCMレコーダーは、最高のデジタルテクノロジー製品でありながら、人にやさしいアナログ感覚の魅力に溢れている。本体のチタン素材の絞り加工、真鍮のマイク、メーター部の和紙採用など、細部の素材まで徹底的にこだわり独特の高質感を実現している。同社らしい個性的なスタイリングと、すぐれた機能性を融合させた点を高く評価する。

担当審査委員| 安次富 隆   柴田 文江   平野 湟太郎   渡辺 誠  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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