GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
Genbaeye(ゲンバアイ) [Genbaeye(ゲンバアイ)]
部門/分類
商品デザイン部門 - ソフトウェア
受賞企業
株式会社イーピーエーシステム (東京都)
受賞番号
06A04116
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

建築工事(主に住宅)の工事写真をインターネット上で管理し、情報共有、公開するWebサービスです。インターネットにつながる環境さえあれば、特別なソフト無しでサービスを利用できます。初期費用のない従量課金制度を採用しているため、導入の負担、リスクが少なく、中小工務店様でも導入しやすい料金体系になっています。施主様に対して安心と満足を提供し、工務店様にとっても写真管理、工程管理、打ち合わせ用の工程表や写真レポート出力などの操作が簡単に出来、効率化が図れます。竣工後はデータがCD-ROMに収められますので、その後のデータ管理の一助にもなります。

プロデューサー

株式会社イーピーエーシステム 代表取締役 相原 和義

ディレクター

株式会社イーピーエーシステム 代表取締役 相原 和義

デザイナー

株式会社イーピーエーシステム 代表取締役 相原 和義/伊藤 裕之、柴 小百合

詳細情報

http://www.genbaeye.com/

開始日
2002年5月1日
価格

5,000 ~ 20,000円/棟 (円/棟)

問い合せ先

株式会社イーピーエーシステム
Email: info@genbaeye.com
URL: http://www.genbaeye.com

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

手抜き工事をする一部の悪徳業者等との差別化を図るツールとして開始したサービスです。大手ハウスメーカーでは容易に行える施主様への品質管理やサービスを、中小工務店様に利用いただくには、導入に対するリスク、スキルを抑える必要があります。一生懸命な中小工務店様を応援したいという思いから、操作のやさしさを徹底的に追求しました。このことは「施主様から工務店様への質問を無くす」という命題の解決でもあります。

デザインのポイント
1.ユーザーのレベルを考慮した分かりやすい画面構成と、マニュアルレスを目指した処理フローの徹底。
2.課金が発生する指示画面では、金額等の詳細を分かりやすく統一された書式および色調で表示。
3.データの表示件数による検索絞込みツールの自動表示などの、状況に応じた画面構成の自動変更。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ユーザーにとって大切な、課金が発生する項目の操作画面では、統一された表現で課金が発生することを知らせるようにしている。課金情報などは、ユーザーごとの契約に応じた内容を表示するので判断しやすくなっている。扱う物件数が増えると自動的に検索、絞込み機能が表示されるなどユーザーの状況に応じた情報を提供することにより、利便性を向上している。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

サーバーから提供される機能のみを使用する形態であるため、バージョンアップはサービス提供者側から行なわれ、ユーザーの声を反映していくので、通常のパッケージソフトよりも製品の寿命は長くできる。また、パッケージ、CD-ROM、マニュアルなど物理的な製品を購入するわけではないので、商品の使用を取りやめた場合も、それら廃棄物が発生せず、環境にやさしい。提供されるデータのCDは、HTML、JPEGなどの一般的ファイル形式を採用しているので、ゲンバアイの使用をやめても情報としては永続的価値を持つ。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

もともとハウスメーカー管理担当者の現場担当実務者としての声から開発が始まっている。開発途中では、工事を担当する業者会数十社も参加して、システムについて意見交換を行い、盛り込んでいった。リリース後もユーザーからの声を開発側で消化し、システムに反映させている。ASPによるサービスであることのメリットを生かし、ユーザーにシステムバージョンアップの負担をかけることなく、機能追加、改善を比較的短いスパンで行なっている。デザインを変更する際には、既存ユーザーが変更に戸惑わないことなども考慮して変更が行なわれている。

審査委員の評価

昨今特に話題にされる施工上の不安感と不信感をぬぐい、施主との距離を縮めようという強い思いと、家が完成するまでの一連の流れにおける「安心」をデザインしているところを評価したい。使いやすさを追求したシステム開発の結果、無駄の無い操作性を実現している。

担当審査委員| 佐々木 千穂   キュー・リーメイ・ジュリヤ   戸谷 毅史   中谷 日出  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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