GOOD DESIGN AWARD

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CC

2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
マルチファンクションプリンタのユーザーインターフェイス [Canon PIXUS MP960/ 810/ 600/ mini260]
部門/分類
商品デザイン部門 - パーソナルコンピュータおよび関連商品
受賞企業
キヤノン株式会社 (東京都)
受賞番号
06A04058
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本UIはPIXUSシリーズ共通のユーザーインターフェイスであり、コピーやデジタルカメラプリント、フィルムプリントなど、様々な印刷機能を1台に集約させた複合機を操作するのためのものである(シリーズ中、mini260はデジタル写真プリントに特化した商品)。Easy-Scroll Wheelを使い、回転動作に連動した画面GUIによって容易に楽しく操作が出来る。また、操作に不慣れなユーザーにもわかりやすい「ナビ」機能を提供し、多くの人が使えるように配慮したUIである。(下記の商品仕様はMP960のものを記載した)

プロデューサー

キヤノン株式会社 インクジェット事業本部 事業本部長 清水勝一

ディレクター

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 所長 酒井正明

デザイナー

キヤノン株式会社 総合デザインセンター 宮本紀明、卯西涼子、和久井立、酒井利佳子、新谷友子

詳細情報

http://canon.jp/pixus

開始日
2006年9月30日
価格

オープンプライス

問い合せ先

キヤノン株式会社・キヤノンマーケティングジャパン キヤノンお客様相談センター
Email: http://cweb.canon.jp/e-support/rc/email.html
URL: http://canon.jp/feedback/index.html?jp=feedback

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

家庭での使用を考慮し、操作部はシンプルなボタン構成で使いやすい印象をユーザに与えると共に、必要な機能を画面から選択できるようにしてボタンと画面の行き来を最小限に押さえ、操作のストレスを軽減した。またEasy-Scroll Wheelでの回転動作をリニアに画面にフィードバックする為にアニメーションを効果的に使用し、直感的かつ快適に操作できるように工夫している。

デザインのポイント
1.操作支援のためにアイコンや操作ガイドなどを効果的に用いて、操作しやすい画面構成とした。
2.アニメーションを用いた動的な画面GUIで、スムーズな画面遷移と、連続操作のわかりやすさを提供した。
3.チルト式液晶とシンプルなボタン配置により誰でもストレス無く簡単に使えるように工夫した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

シンプルなボタン構成で最大限の機能が使えるように画面と連動したファンクションボタン(画面LCDの下側に2個配置)を採用した。これにより必要な機能を必要な画面で表示することが可能になり、画面と操作ボタンの行き来を最小限に押さえ、操作性向上に寄与した。また、多機能化して複雑になったマルチファンクションプリンタを手軽に使ってもらえるように、技術的な切り口のメニューではなく、ユーザーが最終的にやりたい目的から機能を探せるナビメニューを提供した。このナビメニューは操作アシストをすると共に、マルチファンクションプリンタの機能紹介の役割も担っている。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

初めにプロトタイプUIをデザイン内部で制作し、同時にプロトタイプによるユーザビリティテストも行いながら実装する前段階で操作上の様々な問題点を洗い出し、実機へフィードバックすることで操作性向上を図った。

審査委員の評価

おろそかにされがちなGUIを、丁寧に作り込んだ結果実現した、誰にでも楽しく、わかりやすく使える簡単操作が素晴らしい。万が一、Easy-Scroll Wheelの使い方がわからずに、4方向の矢印だけで操作しようとしても、正しく使うことができるなど、懐の広い設計はさすがである。また、多言語対応も十分に成されており、このジャンルの製品のスタンダードを業界内で牽引するインパクトもあわせもっている。

担当審査委員| 佐々木 千穂   キュー・リーメイ・ジュリヤ   戸谷 毅史   中谷 日出  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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