GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
PlayStation 2 [PlayStation 2 (SCPH-70000)]
部門/分類
商品デザイン部門 - エンターテーメント・ホビー関連商品・楽器
受賞企業
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (東京都)
受賞番号
06A02080
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

従来のPlayStation2の基本性能とデザインを継承しつつ、大幅に小型化・軽量化・薄型に進化させた新型のPlayStation2です。従来のPS2と比べて体積比で4分の1以下、重量比で2分の1以下、厚さ2.8cm(従来モデルは7.8cm)となり、さまざまな場所に手軽に設置でき、従来以上に気軽にゲームやDVDをお楽しみいただくことが可能になりました。

ディレクター

ソニー株式会社 クリエイティブセンター GPスタジオ チーフクリエイティブディレクター 後藤禎祐

デザイナー

ソニー株式会社 クリエイティブセンター GPスタジオ チーフクリエイティブディレクター 後藤禎祐

後藤禎祐の顔写真

詳細情報

http://www.jp.playstation.com/hardware/ps2/

開始日
2004年11月3日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

小型化する時にこだわったのは"極限まで簡素化してもプレイステーション2に見えるか"ということでした。プレイステーション2のデザイン的柱は、大小二つの薄く見える効果のある筐体と、高性能なものが持つヒートシンクをイメージした前面のリブで、ボタンやコネクター類の存在感を薄くしデザインをスッキリ見せる効果があり、これらの要素をほど良く残し、誰が見てもプレイステーション2だと思ってもらえるデザインにしました

デザインのポイント
1.全くデザインを変えるということはせず「前製品のイメージを保ちインパクトのあるものを作る」がコンセプト
2.前製品購入のお客様も、もう1台欲しくなるデザインとは何かと考え、極限まで小さなサイズという方向とした
3.蓋のある面を引き締めるため、ロゴも凹文字でシンプルに入れ込んだ素材感の異なる帯をもうけた
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

本体は装着したDISCを取りやすくするために、指が来る部分のセットの表面を深く下げた。狭いスペースでも邪魔にならないように立てて使用出来るよう円形のスタンドを用意し、セット底面にネジで確実に固定される方式を提案した。コントローラは初代プレイステーションから一貫して採用しているホールドしやすく疲れ難いグリップタイプを継承。アナログスティックの天面は指が滑り難くするために、エラストマー材を使用。ゲームの入力の為の4つのボタンに○×△□のアイコンを採用し、一目で押し分けが簡単なようにした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

セット内部に冷却用の小型のFANを内蔵させ、内部温度を低下させ、高寿命対策をした。各部品は簡単に解体でき、材料別に廃棄出来るように構成した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

本体の小型化、軽量化のために、電源部をACアダプター方式にして外部に持つ方式や、DISCドライブを大型なスライドトレー式から薄くなるトップローディング式にすることなどを提案した。商品パッケージを小型化し、物流コストの低減、ユーザーの持ち帰りの負担軽減に配慮した。

審査委員の評価

デバイスの高密度化に併せ、大ヒット商品であるプレイステーション2の造形のイメージをまったく踏襲して薄型化するという、デザインならではのユーモアが心をうつ。しかし同時にそこには単なる薄型化ではない高度なデザインが見て取れる。

担当審査委員| 長濱 雅彦   有元 正存   大島 礼治   原 研哉  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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