GOOD DESIGN AWARD

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2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ティッシュペーパーホルダー [Duende Stand!]
部門/分類
商品デザイン部門 - 日用品・ガーデニング用品・雑貨
受賞企業
株式会社マークスインターナショナル (東京都)
受賞番号
06A02005
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ティッシュボックスを縦に入れて使用するホルダーである。省スペースに置くことができるので、狭い洗面台やデスク、キッチンまわりでも便利である。また、縦置きにすることで従来の横置きのものよりペーパーを最後までスムーズに引き出すことができる。本体は適度な重量があり、ペーパーを引き抜く程度の力で倒れることはない。またフォルムは下方に向かって斜めに広がっており設置面を広くすることによって、安定性も高めている。そしてこの造型がティッシュボックスを簡単に脱着できる構造をもつくり出している。コンパクトさを追求しているため、使用できるティッシュボックスは現在主流である高さ50mmのものに限定した。

プロデューサー

株式会社マークスインターナショナル マネージングディレクター 大谷正人

ディレクター

株式会社マークスインターナショナル ディレクター 西場弘治

デザイナー

株式会社ゲンタデザイン 代表取締役 金山元太

詳細情報

http://www.marcs.co.jp

開始日
2005年7月10日
価格

3,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

ティッシュペーパーの外箱(紙箱)の寸法は流通上のコストダウンを狙い、益々コンパクトになる方向にある。現在、一番流通しているのは高さ50mmで、ここまで薄いプロポーションになった場合、立てて使用すれば、かなりの省スペースになるのではないかというのが発想の原点である。その結果、横型の従来品と外観のシルエットが大きく違うため、生活感が出ないクリーンなイメージのティッシュペーパーホルダーが完成した。

デザインのポイント
1.どんな空間にも合うように限りなくシンプルなデザインとカラーリングを心がけた。
2.底部に小さな脚ゴムを付け、卓上にキズがつかぬよう、また滑りにくいような配慮がしてある。
3.本体の背面や、どの角度から見てもティッシュの紙箱が隠れ、見えることはない。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ティッシュボックスの脱着が ワンタッチで簡単にできるようにした。また適度な重さがあるのでペーパーを引き抜く時に安定している。縦に置くタイプなので自ずとペーパーを横方向に引き抜くことになるが、のばした手と腕を自分自身の方向に戻す動作になるので、従来の横置きタイプのペーパーを垂直方向に引き抜く動作より無駄がなく、ごく自然である。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

本体は0.8mm厚のスチール・プレート製で単部材によるモノコック構造により強度的にもたいへん優れており、長く使用できる。本体には耐久性の良い粉黛塗装を施してある。また、製品のパッケージデザインをシンプルなものにし、単に開封後に廃棄するのではなく、他の目的で再利用しやすい外観にした。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

本体のシンプルな外観は見た目としての美しさだけではなく、スチールプレートでの製造のしやすさも考慮されている。一枚の打ち抜いたプレートを折り曲げ、溶接することだけで造型できるデザインにまとめた。

審査委員の評価

非常に使いやすく、下半分だけ広くなった全体の造形処理も見事である。特にふらつく事のない丁度良い重さ感は相当試行錯誤しなければ出来ないはずだ。多くの縦型ティッシュ入れの中では群を抜く出来映えと言えるだろう。

担当審査委員| 長濱 雅彦   有元 正存   大島 礼治   原 研哉  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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