GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2006

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
電動カート [モンパル ML200]
部門/分類
商品デザイン部門 - 高齢者・ハンディキャプト関連商品
受賞企業
本田技研工業株式会社 (東京都)
受賞番号
06A01045
受賞概要
2006年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

車体幅を自転車並みの595mmとした「スマート・パッケージ」を基本に、先進安全研究車「Honda ASV-3被視認性向上技術 ※LONGデザイン」を採用するなど、Honda独自の技術により“安心して乗れる”“快適に乗れる”“おしゃれに乗れる”を徹底的に追求した電動カート。※Longitudinal Oriented Normative temporal Gap compensateの略。光源が車体中心部にある場合、車のドライバーや歩行者が電動カートとの距離感をつかみにくいケースが多いため、車体の低い位置にランプや反射機等を配することで被視認性を向上。

ディレクター

株式会社本田技術研究所 汎用開発センター 開発室第一ブロック 瀧澤敏明 主任研究員

デザイナー

株式会社本田技術研究所 汎用開発センター 開発室第一ブロック 山岸政彦 研究員

詳細情報

http://www.honda.co.jp/monpal/

開始日
2006年3月15日
価格

328,000 ~ 378,000円/台 (円/台)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来の「電動カート」という枠にとらわれない、アクティブなシニアのお客様に向けた、「Hondaらしい新しいモビリティー」を目指しました。コンセプトは「QUALITY LIFE-お年寄りの質の高い生活を支える、安心、快適、おしゃれな新しい乗り物」ご自分の足で歩くような感覚で、街の風景や季節を感じながら楽しんで乗っていただきたいと思います。

デザインのポイント
1.二灯式ヘッドランプを装備し、被視認性を高めると同時に、愛着のわくフロントフェイスを実現。
2.車体はU字形のピラー風デザインとして、乗員を支えるようなしっかり感を表現した。
3.スリムな車体でも低重心で安定感のある立体的なリヤフェンダ。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

1.サイクルタイプのフロントフェンダとすることで、運転席から前輪の向きや動きを見やすくし、操縦性を高めた。2.初めての運転や、他車からの乗換えの際に違和感のない基本操作系をめざし、また、バッテリー残量や駐車ブレーキ等インジケータの見やすさを高めるなど、使いやすさと安心機能を追及したコントロールパネルレイアウト。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

リサイクルしやすく環境にやさしい材料選定を行い、樹脂パーツへの識別記号表示など、リサイクル可能率の向上を図った。

審査委員の評価

どちらかというとニッチ的な商品の領域では、本当に期待されている性能性や機能性、安全性に完全に向き合うことなく、汎用部品の集合でのものづくりがなされることがあるが、このカートはまったくあたらしい移動手段の誕生を思わせるほど、あらゆる面でのデザインの配慮が見て取れる。デザインの強いイニシアチブにより、真のユーザーニーズ向き合った商品が誕生した。

担当審査委員| 國本 桂史   倉方 雅行   サイトウマコト   廣田 尚子  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ