GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
「2005年日本国際博覧会トヨタグループ館」プロジェクト [21世紀の“モビリティの夢、楽しさ、感動”をテーマにモビリティの恩恵を享受できる社会を実現するための具体的な取り組みを紹介することで、“明るく豊かな社会”の方向性をデザインする。]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
05D01028
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

アイフット[2005年日本国際博覧会(愛知万博/ 愛・地球博)トヨタグループパビリオン出展、搭乗型2足歩行ロボット]アイユニット[2005年日本国際博覧会(愛知万博/ 愛・地球博)トヨタグループパビリオン出展、1人乗りウェアラブルモビリティ]「2005年日本国際博覧会トヨタグループ館」プロジェクト[21世紀の“モビリティの夢、楽しさ、感動”をテーマにモビリティの恩恵を享受できる社会を実現するための具体的な取り組みを紹介することで、“明るく豊かな社会”の方向性をデザインする。] は、3点をまとめて「グッドデザイン金賞」1件の扱いとなります。

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

トヨタグループは、2005年日本国際博覧会への出展を通して、地球環境への影響を減らしつつ、人間社会が豊かになるためのモビリティのあり方をトヨタグループ館で実施する未来コンセプトビークル、ロボットによるパフォーマンス・ショーや技術展示を通して提案した。トヨタグループは、直面している地球規模の課題を克服し、地球上のすべての人々が等しくモビリティの恩恵を享受できる社会を実現するための具体的な取り組みを紹介し、21世紀の“明るく豊かな社会”の方向性をデザインする。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社愛・地球博出展室 室長 小笠原幹雄+株式会社電通 IMCプランニング・センター 部長 内藤純

ディレクター

トヨタ自動車株式会社布垣直昭 加藤喜昭、小山裕康、高木宗谷、川瀬昌男+みかんぐみ 竹内昌義+ECA2 イヴ・ペパン 

デザイナー

トヨタ自動車株式会社デザインチーム+電通デザインチーム

詳細情報

http://expo.toyota-g.com

開始日
2005年3月25日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

2005年日本国際博覧会のテーマ「自然の叡智」に基づいて、「地球循環型パビリオン」をデザインコンセプトとしたパビリオンを建設し、その中では「明るく豊かな社会」をパフォーマンスショーというスタイルで表現した。ショーに登場するi-unit、トヨタ・パートナーロボット、i-footいずれも人を中心にした身体との親和性や機能の拡張を目指したデザインとした。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.建設、運営、撤去のすべてのプロセスにおいて、地球の恵みを上手に活用し、環境負荷を最小限に抑える工夫・技術を盛り込むこと。
2.i-unit、トヨタ・パートナーロボット、i-footを用い、未来技術・未来ビークルの可能性をパビリオン来館者に楽しく、わかりやすく訴求する。
3.トヨタグループ各社の環境技術や先端技術をパビリオンの環境と親和性をとりながら訴求する。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「ボルト穴を開けない」「溶接をしない」など、可能な限り建材に欠損・変形を加えない工法を研究した。その結果、摩擦を利用して部材を接合する「摩擦締結工法」を考案。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

人とモビリティが織りなすショーの中でi-unitとi-footが主役として登場するというエンターテインメントな手法を取り入れ、誰もが未来のモビリティ社会の可能性を感じてもらえるように演出した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

館内に入る前の待ち動線エリアである色とりどりの花が咲くアプローチエリアにはガーデニング的な手法を用いて自然と違和感なくトヨタグループ各社の環境技術を展示。

審査委員の評価

パビリオンの建築デザインは、3Rを実践した先駆的な工法であり、パフォーマンスショーは複数のロボットによって高度なエンタテインメント性を実現し、誰もが未来のモビリティ社会の可能性を実感できる優れたデザイン演出が形になっている。しかし、それ以上に重要なことは、万博を契機に、多様な有識者を参画させ、21世紀の交通社会そのもののデザイン研究活動がその背景にあることで、その成果として生まれた未来モビリティも、世界初のコンセプトデザインとして極めて高く評価できる。

担当審査委員| 赤池 学   紺野 登   タナカ ノリユキ   西山 浩平   日高 一樹  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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