GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
フルキャストスタジアム宮城 [仙台市宮城野区宮城野2-11-6宮城野原公園内]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
株式会社楽天野球団 (宮城県)
鹿島建設株式会社 (東京都)
受賞番号
05B02017
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

旧宮城球場は昭和25年に建てられたもの。既存球場の改修というプログラムを転換し、グランドの内側に座席を拡張するという逆転の発想など、各所にアイディア溢れる新しい価値を盛込むことで、観客に主眼を置いた、プレーの迫力を間近に感じ、選手のと一体感を得るプロ野球を楽しむための野球場の独自の型を提案した。選手・関係者諸室等を充実させるための増築部分は既存建物と構造を切り離す建築計画や、スタンド段床のプレハブ化による施工計画等、設計・施工を一体化した体制で、通常であれば1年以上かかる工程を、品質を守りながら130日で地域密着を目指すボールパークに改造した。

デザイナー

KAJIMA DESIGN チーフアーキテクト 岡村 耕治

詳細情報

http://www.rakuteneagles.jp/index_f.html

開始日
2005年4月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

球界再編の最中、一週間のコンペで、観客に主眼を置いたプロ野球をとことん楽しむための野球場=「ボールパーク」の独自の型を提案し、「この案には夢がある」と高い評価を受けて採用された。そして4ヶ月で、古い普通の野球場を、事業性や話題性に富む、地域密着を目指す新球団にふさわしいチャーミングなボールパークに、ドラマチックに改造。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.既存観客席の改修及び適正化:座席寸法の適正化及び増席。グラウンド両翼拡張:一部内外野席の撤去,フェンス改装。内外装の仕上改修:床壁天井等の補修・塗装塗り替え,その他必要と思われるもの。
2.観客用便所の個数適正化及び改修,障害者対応,選手関係室の増室及び改装。ブルペンをグランド外の適正箇所に移設。ショップエリアの適正配置,チケット売り場の増設。
3.設備関係の整備ほか:IT設備,音響設備,空調設備,放送設備の整備,放送ブースの拡張,サイン・備品・什器の整備
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

プロ野球をとことん楽しむ?エンターテインメント,臨場感? ・ピクニック感覚で楽しめる外野席 ・色々な視点から,より近くで臨場感が味わえる内野席 ・ホスピタリティーを高めたゴンドラ席やレストラン席

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

改修ではなく改造。「狭いは近い」欠点を個性として活かし、宮城球場の歴史を継承する。・内側に拡張する:より近くに,より価値のある席を創る。・外側を取り込む:周囲の公園を取り込んだ野球公園

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ボールパークとして補強する(ボールパーク養成ギプス) ・諸室を増やし,コンコースを拡張し,試合が見れる最良の場所に最大のスペースを確保。そして,既存に負担をかけずにバックネット裏に屋根を掛け渡す。

審査委員の評価

提供公園を既存の近隣公園と一体に整備している。その提供公園を設けることで、既存にある図書館と教会を繋ぐパブリックな通路状の公園が造られています。民間の開発ですが、都市を再生する有効な作法となっている、このプログラムをとても高く評価しています。ここでは野球ではなくベースボールを楽しむというアイディアがあふれています。

担当審査委員| 北山 恒   川上 元美   内藤 廣   韓 亜由美  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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