GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
デライトシティ [東京都武蔵野市境5丁目]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 環境デザイン
受賞企業
野村不動産株式会社 (東京都)
三井物産株式会社 (東京都)
受賞番号
05B02002
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

武蔵境の工場跡地、合計450戸のマンション開発である。公道を挟む二つの街区からなる立地条件は、地域環境に深く関わることを自覚させ、地域に豊かな生活空間を創り出すことを認識させる。1)敷地約2万m2の1/3を超える広大な公開空地を設けた。その他緑地、屋上庭園を含め、緑地は敷地の半分近くに及ぶ。2)長さ100mの公道を挟む一団地認定の計画である。開発は通常手法によるが、その制度的基準を超えて周辺との調和に努めた。3)三つの「まちの軸」を設定、街路、緑、生活などの関係を地域とつないだ。各軸の交点は広場となる。これらに沿道空間を加え750mに及ぶ多様な街の生活空間を生み出した。

プロデューサー

野村不動産株式会社 住宅カンパニー事業開発一部 取締役部長 宮嶋誠一

ディレクター

柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所 代表取締役 柴田知彦+野村不動産株式会社 副部長 守島洋、担当課長 中田敏昭

デザイナー

計画全般:柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所/グリーンプロムナード:井上洋司+背景計画/色彩:吉田慎悟+クリマ/照明:近田玲子/アート:原口典之、柴田いづみ 他 

柴田知彦・柴田いづみ+SKM設計計画事務所 柴田知彦

詳細情報

http://web-skm.com

開始日
2004年8月31日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

今日私達が求めてやまないもの・・[魅力的な街に住むこと] 快適な沿道、美しい街並み、公共性ある空間、緑の環境・・地域の生活空間、その質の向上は、私達の社会にとって次なる課題である。マンションは今日住まいの基本型であり、街の重要な構成要素である。一つ一つの事業が敷地の内側から外へ視野を広げた時、街はその一画から変わる。敷地内の自閉から公私の意識や空間を解き放ち[街をつくる建築]を始めたい。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.大規模開発を地域に調和させ、地域・ユーザーの両者に価値を提供すること。
2.地域、立地の特性を活かし、優れた住宅環境の創出をなすこと。
3.公道を挟む2つの敷地を一体的な街区空間として統合すること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

街を創る建築:大小を問わず個別の事業がまちを創る基本単位である。街の側から建物や敷地のあり方を考え、魅力的な街の一画を創るには・・地域の個性と評価を高める努力は、自身の資産価値へ還元される。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

地域に融合する:大規模開発が地域から孤立することなく、融合すること。地域環境の向上に参加することを目指し、3つの[まちの軸] を設定した。それらは公開された [街の生活空間] となる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

快適な住宅地:住宅空間に相応しい街並みとそのスケール感、画一性の排除、緑の潤い、公共性、そして発見のある日々・・建築で実現できるものは数多くある。

審査委員の評価

このマンション開発は、公道をはさんだ工場跡地に高層棟で構成された450戸規模から成る一団地認定の計画である。建物のクオリティーの高さもさることながら、敷地内環境のトータルデザインに重きを置いた点が一般のデザイナーズマンションと一線を画していて評価される。環境デザインチーム、というべき複数の専門デザイナーの協働により、画一的になりがちな集合住宅の空地,緑地などを丁寧に活かすことにより個性を持たせて住まう魅力をつくりだしている。

担当審査委員| 北山 恒   川上 元美   内藤 廣   韓 亜由美  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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