GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
船橋ミニ戸建て開発 [千葉県船橋市]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
architecture WORKSHOP (東京都)
空間研究所 (東京都)
受賞番号
05B01027
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

150坪ほどの一宅地を、「つっこみ道路」を入れて5つに区画して「建て売り住宅」をつくるという、いわゆる「ミニ開発」の仕事である。この5区画のうち2区画づつを北山恒と篠原聡子が担当した。この開発に際して敷地境界の塀を作らないことにした。通常は私有化され生活の滲みだしによって占拠される建物周囲の隙間をパブリックな空間とすることで、「つっこみ道路」も含めたパブリックな公園のなかに点在する小さな建物群という新しいミニ開発の風景をつくることを考えた。

プロデューサー

アールエイジ

デザイナー

[A/B棟]北山恒+architecture WORKSHOP  [C/D棟]篠原聡子/空間研究所

開始日
2003年12月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

AB棟では、1階を既製品の土木用L形擁壁を用いたピロティとした。生活に対応する空間を4個のL形擁壁によって持ち上げられた木製のボックスのなかに収容し、ボックス中央には気候環境を整えるために空中パティオのような外部空間を組み込んだ。CD棟では1階部分を鉄筋コンクリート造とし、2階をホワイトウッドの集成材パネルをジョイントした木のソリッドな箱をRCから浮かすようにして載せている。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.マーケットに対応したデザインとコスト
2.土地取得から販売までの現場工期をできるだけ短縮すること
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

「ミニ開発」をネガティブにとらえるのではなく、細分化されるボリュームを光や風の抜ける隙間の多いポーラスな集合形式ととらえ、隙間をパブリックな空間とすることで新しいミニ開発の風景をつくることを考えた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

AB棟:「4個のL型擁壁」と「木製ボックス」と「空中パティオ」という構成のルールを決め、2棟のバリエーションを完成させた。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

CD棟:内部プランは可能な限り自由度を高め、居住者の生活に柔軟に対応することを考えた。階段がふたつあるのも、1階がプライベートなエリアとして使われても水回りへ行くことができる動線を確保するためである。

審査委員の評価

良い例の少なかったミニ戸建てのなかで、新しいデザインの可能性があることを指示している。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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