GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
中部国際空港旅客ターミナルビル [愛知県常滑市セントレア一丁目1番地]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
中部国際空港株式会社 (愛知県)
株式会社日建設計 (東京都)
受賞番号
05B01080
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

中部国際空港は、国際線、国内線を一体で取り扱う大都市拠点空港(第1種国際空港)であり、旅客ターミナルビルの計画は世界から競争参加招請が行われ、7つの提案の中から選定された。計画の基本は「ユーザーフレンドリーでシンプルなターミナル」で、少ない階層移動、歩行距離と、将来需要への柔軟な対応が可能な計画である。本館から近いところに搭乗口を配置するためのT字型の平面形、3階を出発、2階を到着とする単純な2層構成によって、短時間での国際、国内の乗り継ぎを可能とし、地上交通から航空機までの円滑な移動や誰にも使い易いユニバーサルデザインの実践によりきわめて旅客利便性の高い空港の実現を目指した。

プロデューサー

中部国際空港株式会社 取締役社長 平野幸久

ディレクター

株式会社日建設計 設計室長 赤司博之

デザイナー

株式会社日建設計+株式会社梓設計+エイチ オー ケイ グループ インク+オーヴ アラップ アンド パートナーズ ジャパン リミテッド

詳細情報

http://www.centrair.jp/index.html

開始日
2005年2月17日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

空港の施設は、その用途から長大で複雑な施設となるが、旅客や施設利用者の立場に立った「誰にも使い易い空港」を計画の基本理念とした。特に多くの利用者がアクセス手段とする鉄道駅からは、出発階、到着階とを緩やかなスロープで結び、航空機までをレべルチェンジの無い円滑なものとするなど、地上交通から航空機まで一貫した旅客動線計画の実現は、利用者からも利便性の高い空港との評価を得ている。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.使い易い施設の実現。
2.空港施設の効率的な運用と拡張性。
3.環境との調和。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

円滑な旅客動線の実現と、コンパクトで機能的な施設配置などを基に、誰もが使い易いユニバーサルデザインの実践。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

明快な平面計画と断面計画の実践。混雑時と閑散時に利用客が大きく変動すること、多数の人々が利用する大空間があることなどの空港特性に合った設備システムの高効率化。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

自然光と風の利用、省エネルギーを実現する居住域空調と混雑度センサー、雨水、中水の利用、屋内緑化、廃棄物の低減。

審査委員の評価

従来の日本の空港には見られなかった基本的なプランニングと、清潔感のある内装が両立しており評価できる。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ