GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
家具でもなく建築でもない新しい空間パッケージ:クロスキュービック [クロスキュービック]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
コクヨ株式会社 (大阪府)
受賞番号
05B01078
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

アンテナショップやショールーム・博覧会やイベントなど期間が限定される用途・仮設店舗等、スピーディーに質の高い空間を実現出来るという商品の特徴を生かす用途に最適です。商品は、多様なオプションパーツが取付けられ配線や配管機能をもったアルミ押出材の構造フレームと好みや用途によって多彩にコーディネート出来るパネルそして豊富なオプションパーツから構成されています。フレーム材とジョイント材からなるロ字形のフレームをつないで構造フレームを構成し、それにパネルやオプションパーツ等を取付けます。組み立て・組み替えはすべて乾式工法(シールレス)で行うため、取り外し後も再びそのまま使うことが出来ます。

プロデューサー

コクヨ株式会社 RDIセンター 事業開発室 室長 植田隆

ディレクター

コクヨ株式会社 RDIセンター Bプロダクツ開発室 チーフデザイナー 鈴木邦彦

デザイナー

コクヨ株式会社 RDIセンター Bプロダクツ開発室 チーフデザイナー 鈴木邦彦

詳細情報

http://www.kokuyo.co.jp/press/news/20040514-268.html

開始日
2005年10月1日
価格

800,000 ~ 1,200,000円/坪 (円/坪)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

システム家具のような手軽な感覚で、棚板や壁材などのオプションパーツや照明器具やAV機器などを予め取付けられるように工夫し、家具を含む空間をトータルに提供しようと考えています。空間の使い勝手や部材構成が十分とはいえない今までの建築と違い、手軽に組み立て・組み替えすることによって、バリエーション豊富で質の高い空間をスピーディーに実現することが出来。またリニューアルも手軽に出来ます。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.構造フレームとパネルで、見付けが細く奥行きが深いデザインの機能美豊かな空間を実現している。
2.目透かし貼りの外装システムで、軽快さを実現すると共に、外装オプションパーツの取付けも実現している。
3.構造フレームの奥行きを利用して、多彩な照明機器・設備機器のデザインを実現している。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ディマンド側の発想であるインサイドアウト発想で、今までの建築では実現できていなかったユーザーの使い勝手や商品としての親切さを第一に考えて開発した商品です。必要に応じて自由に組み替えられる機能性、手軽さやスピードを実現したクロスキュービックのシステムは、現在そして将来においても、ユーザーの使いやすさへ寄与するデザインです

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

クロスキュービックのパーツは、コクヨがめざす3R(Reduce:廃棄物の発生抑制、Reuse:再利用、Recycle:再資源化)を基本に設計されています。ボルトでシールレスに組み立てられているクロスキュービックのパーツは組替えや解体が簡単にできるためリユースに最適なプロダクトです。また構造フレームに多用しているアルミは、リサイクルに適した素材です

デザインが技術・販売等に対して行った提案

軽快なデザインでありながら耐震的にも耐風圧的にも強固な商品とするためには、いわゆる二次部材の構造機能化が不可欠です。クロスキュービックはあらゆる構成パーツを構造的に機能しています。そうすることで、構造フレームの断面が極端に大きくなったり、ブレースを設置したりといった今までのやりかたではない、デザイン的にも技術的にも高度な解決方法を取っています。クロスキュービックはガラスも耐震壁として機能しています

審査委員の評価

新しい試みであり、家具と建築の中間領域に対して、バランスのとれた提案となっている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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