GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
アリア高井戸 [杉並区高井戸東3-29-38]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社都市デザインシステム (東京都)
受賞番号
05B01065
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

築16年のオフィスを有料老人ホームにコンバージョンしたプロジェクト。空室オフィスの新しい再利用法の提案に加えて、既存建物の外観デザイン性を向上させ、周辺環境への影響を抑えながら建物周囲の景観を向上させることを意図している。また内部空間ではオフィスに大浴室や厨房等の複雑な設備システムを高い改修技術を用いて設置し機能を十分に満たすと同時に、住宅を意識した平面計画やインテリアプランとし空間をドラスティックに変化させている。

プロデューサー

株式会社ベネッセスタイルケア スペースデザイン部 米須正明 後藤啓悟

ディレクター

株式会社都市デザインシステム グループマネージャー 加藤周司 

デザイナー

建築設計:都市デザインシステム 加藤周司、大西史子/インテリア設計:高島屋スペースクリエイツ株式会社 宮下哲雄、河原孝、家城知凡

詳細情報

http://plan.uds-net.co.jp/works/oah.html

開始日
2004年10月9日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

無機質なオフィス空間をいかに住宅感あふれる老人ホームに変化させるかが大きなテーマとなっています。建物全体を一つの住宅と考え「居室=ベッドルーム」「居室入口ドア=玄関先」「食堂ラウンジ=LD」として空間性を明確化することで、なかなか外に出ることの少ないお年寄が家の部屋を歩き巡る楽しみを創りだそうと考えています。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.「アリア」はベネッセの老人ホームの中で最も住宅的プライバシーやホスピタリティーを大切にした(高級)ブランドであり、改修を感じさせない「アリア」にふさわしい空間づくりを行なうこと。
2.「アリア」ブランドとして必要な建築・設備計画条件を十分に満たた改修技術設計をこと。それに加えて建築・介護関連法規の遵守を行なうこと。
3.建物外観を活かしながらも、新しいイメージのファサードを作ること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

施設的な老人ホームではなく「家」としてのスケール感やしつらえを大切にすること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

「隠す」=入居者の生活プライバシー、「見え」=介護者の見守りの視線など「見え隠れ」のバランスや位置に配慮を払うこと。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

建物外観に手を加え建物のファサードに新たなイメージを付与すると同時に周辺環境に影響を及ぼし新たな景観をつくりだすこと。

審査委員の評価

自然素材を用いたコンバージョンによって老人に相応しい暖かく優しい空間が形成されている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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