GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
ザ・ハウス住吉本町 [兵庫県神戸市東灘区住吉本町]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
野村不動産株式会社 (東京都)
新星和不動産株式会社 (大阪府)
受賞番号
05B01037
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

当計画地住吉本町は、明治後半より大阪の富商が移り住んで以来、関西圏を代表する文化・歴史性のある高級住宅地である。当プロジェクトでは、この地の”伝統”と”歴史”を受け継ぎ、最高の、そして理想の共同住宅を造形として創造することを目指した。四棟配棟とすることで独立性と開放感を両立し、各外壁壁面は必然性から来る要素とプライバシーの確保の為、透かし積みの手法を採用。また、共用部においても外壁の素材を用い、「光・水・緑」を積極的に内部環境へ取り込むことで、住まう人と空間すべてが融合した永住のための住宅造形とした。

プロデューサー

野村不動産株式会社 大阪支店 副支店長兼事業開発部長 鳴瀬雅也

ディレクター

野村不動産株式会社 住宅カンパニー大阪支店 住宅建築担当部長 加藤哲也、担当課長 榊原洋

デザイナー

内井建築設計事務所 東京事務所副所長 宮澤俊一+株式会社竹中工務店大阪本店 設計部 鞆野淳司 

内井建築設計事務所 東京事務所副所長 宮澤俊一

開始日
2005年3月15日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

住吉本町は、古くからの邸宅街の中に位置し、御影石の転石積みの擁壁が多く残る街である。当プロジェクトは、その街並みと調和する素材(錆石、レンガタイル、ロートアイアン手摺)で建物を構成し、自己主張だけで完結する建築ではなく、街への対話をテーマとした。この建物が竣工時から、あたかも何年もの年月を経過し、古くから親しまれてる街の上質なシンボル的存在になることを期待する。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.邸宅街に調和した外観、外構とし、地域の歴史や文化を継承する建物とすること。既存の石積み・樹木は保存・再生(移植)を行うこと。
2.独立性の高い住戸配置、住棟構成とし、共用敷地内、住棟内と2つのセキュリティエリアを設け、防犯性の高い計画とする。
3.終の棲家として、末永く快適に暮らせるように、共用施設にいろいろな仕掛け(滝、水盤、アート、サイン)を配置し、時間の移り変わりが五感で感じられるようにする
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

落着いた趣きがありかつ表情のある外観の実現のため、外観に使用する素材を少なくし、レンガタイルのもつ色合いで魅力ある外観づくりを目指す。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

エントランスから各住戸へ至る共用部分に、「光・水・緑」を積極的に取り込み、人間の五感に訴える空間づくりを目指す。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

石積みの保存と構築、樹木の移植と再配置による近隣との調和。遊歩道の設置と隣地公園の整備による地域貢献。

審査委員の評価

住吉本町という恵まれた豊かなロケーションを生かし、見応えのあるディティールに好感が持てる。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ