GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

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受賞対象名
サムターン [パタンテ]
部門/分類
商品デザイン部門 - セキュリティ関連商品・設備
受賞企業
株式会社オプナス (東京都)
受賞番号
05A10059
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

使い易さと防犯性を兼ねた新しいタイプの玄関ドア用サムターンである。操作はツマミを起こして回すのみで、指を離すと自動的にたたみ込まれたツマミの方向が施錠または解錠の状態を示す。針金等のいたずらでツマミを起こしすぎると回転ができなくなるセーフティロック機能付きである。

プロデューサー

株式会社オプナス 代表取締役社長 峯村陽一

ディレクター

株式会社オプナス 企画開発部 部長 大割一明+株式会社クルー 代表取締役 馬場了

デザイナー

株式会社オプナス 設計課 主任 大谷宗弘+株式会社クルー 山崎信哉

設計者 大谷宗弘  デザイナー 山崎信哉

詳細情報

http://www.opnus.co.jp

開始日
2005年6月7日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

多発するサムターン回し犯罪に対し、既存商品の解決策は難解な構造や付加物で対応することが多く、結果的に日常の施錠・解錠に“押しまわし”など特別な作法を要求することとなり、子供や高齢者には使いにくい商品が多かった。これらの現状を踏まえパタンテでは、犯罪防止と日常的な使いやすさという二律背反の解決を目指した。またオリジナリティが高く、かつシンプルなデザインでドアとの親和性を確保することも目的とした。

デザインのポイント
1.サムターンのつまみ部分を倒れるフラップ形状にしたことで余計な引っかかりのないフラットデザインとした。
2.フラップ部分ののサイズを従来のサムターンより大きくし、家族の誰でもが回しやすいデザインとした。
3.表面処理によるデザインバリエーションを容易に展開でき、玄関周辺・ドアとの親和性が高いデザインとした。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

サムターンのフラップ部を矢印を模した形状としたことで施解錠の状態が目視で理解できる。よって玄関ドアの施解錠確認が明確になった。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

RoHS指令をクリアした製品である。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

普通のサムターンは工具などを差し込んでつまみを回せば開錠できるが、パタンテはつまみが倒れてフラットな形状になるため、室外より差し込まれた工具等の引っ掛けが困難になる。

審査委員の評価

年齢、熟練度合いを問わず、遠くからでも一目で施錠、開錠の状態が理解できるのが評価できる。しかも基本的に既存の機械構造を継承しながら一見何気ない工夫で新しい機能性を生み出している。何かと無意味に複雑化した商品が多い中、新鮮さを感じる。

担当審査委員| 村田 智明   奥山 清行   河原林 桂一郎   渡辺 誠  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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