GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
オート生ビールディスペンサー [DBF-AS40SB, DBF-AS65WB, DBF-AS100WB]
部門/分類
商品デザイン部門 - 店舗用品・機器
受賞企業
ホシザキ電機株式会社 (愛知県)
受賞番号
05A09075
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

常温の生ビール樽から、冷たい生ビールをワンタッチで簡単に定量注出できるサービス機器。操作スキルのないアルバイトの人でも熟練者と同様に安定した注出が可能。飲食店、ファミリーレストラン、ゴルフ場など飲食業界の省力機器として、さらに銭湯、空港などのセルフサービス用として使用されるなど幅広い市場を対象とする。低価格で、据付工事の必要なく、コンセントがあれば設置できる省スペース設計。毎日のサニテーションも手間がかからないよう部品の取り外しも容易にでき、ビール回路洗浄も自動で行なえる。1日約60Lの販売能力(DBF-AS65WB)。

プロデューサー

ホシザキ電機株式会社

ディレクター

ホシザキ電機株式会社 デザイングループ

デザイナー

ホシザキ電機株式会社 デザイングループ 奥田 祐

デザイナー奥田 祐(左) エンジニア畑田 康治(右)

詳細情報

http://www.hoshizaki.co.jp

開始日
2004年7月1日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

幅広い市場で不特定多数ユーザーが使用する為、明解なオペレーションを心掛けた。管理者の不特定多数ユーザーも同等に毎日の作業を軽減できるよう、簡単な操作とサニテーション性を考慮。シンプルスタイリングを追求しオリジナリティのある機能とフォルムを融合させ、1?2コックのようにシリーズ展開したときに外観イメージを損なわず樹脂部品の共通もできるように造形処理を考えコスト削減を図りつつフォルムを考えた。

デザインのポイント
1.注出操作や各設定を誰でも簡単にできるよう、わかりやすさ、使いやすさを造形処理で追求した。
2.多様な市場を想定し、ビールの固着や汚れが着き難い材質選定と形状、掃除性を考慮した造形処理を心がけた。
3.見せることを想定した自動注出の演出効果と、シングル、ダブルなど今後のシリーズ展開を考慮した造形処理。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

使用者が感覚的に「使える、わかる」を追求。「注出口」への誘導、容器を置く位置、注出ボタンの位置など直感的にわかるよう造形処理をした。また衛生管理上、管理ユーザーの毎日の手入れをより簡単にするため、機構部やドレン用受け皿など汚れにくく、取り外しがわかりやすく、掃除のしやすい形状、構造を目指した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

アイスバンク(氷蓄熱)方式による冷却なので製品の心臓部であるコンプレッサーへの負担が少ないため、製品寿命が長い。ジョッキ駆動部は、容易に交換できるように単体での取替えができるようにし、ジョッキが当たる樹脂部品においては粘度の高い素材を使用し耐久性を高めた。また、ほぼ全ての樹脂成形部品に材料表記と、回収・解体・分別を容易に行なえるよう配慮し、環境問題にも取り組んだ。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

注出部周りの樹脂部品採用で部品点数の削減、掃除しやすいシンプルな構造とアール形状の実現。

審査委員の評価

厨房専門機器メーカーだけあって、誠実で堅実なものづくりを行っていることを感じさせる商品である。バックヤードのみならず、セルフ対応を考え、ビールといった嗜好性の強いものを扱う専門性に特化した信頼のイメージがよく表現されている。ディテールもよく考えられ、1コック2コックと機能が増えていく中でのシリーズ化にも違和感なく対応できるデザインとなっている。メインテナンス対応もよく考慮されている。

担当審査委員| 井上 斌策   船曳 鴻紅   堀木 エリ子   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ