GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|中小企業庁長官賞

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受賞対象名
オフィス向けパーテションユニット [ラウンドパーテション]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
森田アルミ工業株式会社 (大阪府)
受賞番号
05A09059
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

フレームにアルミ押出材を用い、伸縮性の高い布地で作成した袋状のクロスカバーを被せたパーテション。曲面タイプを2種、平面タイプを2種用意しており、その組合わせで様々なユニットを組むことができる。市販されているパーテションのほとんどは直線的な空間分割だが、本製品は曲面のパーテションをを取り入れることで、曲線的な新しいイメージの空間作りを可能にしている。フレームにかぶせるクロスカバーは下部にチャックがついており、フレームから容易に脱着できる。汚れてしまった際には洗濯が可能であるし、別売しているクロスカバーの別色を購入してフレームに着せかえるだけで、空間のイメージを大きくかえることも可能。

プロデューサー

森田アルミ工業株式会社 経営企画室 室長相良和昭

ディレクター

ハーズ実験デザイン研究所 村田智明

デザイナー

ハーズ実験デザイン研究所 村田智明

詳細情報

http://www.metaphys.jp/

開始日
2005年9月1日
価格

50,000 ~ 70,000円(フレーム/クロスカバー1セット) (円(フレーム/クロスカバー1セット))

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

効率的に直線で空間を切り分ける、硬直した空間作りになるこれまでのパーテションから一歩踏み出し、布地の張りによってできる自然な曲面をデザイン的特徴とした、柔らかで優しいイメージの、メンタル面を意識した空間作りが可能なパーテションを目指した。

デザインのポイント
1.布地の縫い代が隠れるようにアルミの押し出し材に凹みを付けて逃がし、細部のデザイン処理を工夫した。
2.フレームの形状と伸縮性の布地によってパーテション中央部にできる曲面の自然変化にポイントを置いた。
3.パーティションの連結を2連、3連、十字と多様化したため、自由な空間表現が可能となった。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

パーテションを連結していく際に組み立て易いように、下側をピンで受け、上部をネジ止めするだけでよいようにした。また、フレームにクロスカバーをかぶせ、チャックを閉めるだけの構造にしたため、気軽に、カバーを外して洗濯したり、着せかえてカラーバリエーションを楽しめる物になった。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

経年変化でクロスカバーの色が褪せたり、やぶれ・汚れで使えなくなってしまっても、フレームはそのままに、着せかえのクロスカバーのみ購入すれば、新品同様に使用し続けることができる。廃棄される段階では、フレームはアルミニウム、カバーは布地で構成されているので、リサイクル性が良い。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ハーズ実験デザイン研究所で推し進めている『METAPHYS』ブランド商品群の1つとしての販売を提案。

審査委員の評価

従来のパーテーションから一線を画した発想で優しく優雅な表情を作り出している。ライトで清潔な印象をもつ外観は新しいオフイスを演出できよう。アルミという素材特性を充分に活用しこれまでの硬いイメージを曲面構成を駆使した、透明感あふれるデザインに具現化したユーザーフレンドリーな製品である。ジョイント部や布地NO交換メインテナンス等にも細心の注意を施した高品位な製品を生み出した企業とデザイナーにエールを贈りたい。

担当審査委員| 井上 斌策   船曳 鴻紅   堀木 エリ子   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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