GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ワンピース便器 [ミドルシルエット便器 CS860]
部門/分類
商品デザイン部門 - 住宅設備
受賞企業
東陶機器株式会社 (福岡県)
受賞番号
05A06057
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

店舗、ホテル、個人病院などの非住宅用のミドルシルエット便器。シンプルを極めた形状で、意匠にこだわるユーザーへの空間素材として提案する。防汚技術「セフィオンテクト」や「フチなしトルネード洗浄」等の仕様・本体とタンクが一体型のワンピース形態や無駄な凹凸のない面構成のデザインで、圧倒的な清掃性の向上を狙った。また、従来ワンピース便器に対して、(1)約50%の節水(2)前出寸法最小を実現(3)設置水圧条件なし を実現した。従来型タンク付便器に比べ、タンクも低い高さに抑え、圧迫感のない空間づくりを可能にする。木製便座2色も品揃えし、幅広いインテリアコーディネート対応を目指した。

デザイナー

東陶機器株式会社 谷稔、五十嵐健、友成弘志、浅田協ニ、筒井治雄

谷(左) 五十嵐(右)

開始日
2005年11月1日
価格

173,000 ~ 340,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

トイレへのユーザーの要望は年々多様化している。海外ホテルのようにしたい。施設内の雰囲気に合わせた素材で。等意匠へのこだわりも深化している。しかし、タンクレス便器等が置けない低水圧現場は、従来型のハイシルエット密結便器しか選択肢がなくシンプルな便器を望む市場の声が多い。そうした条件化でも意匠性を諦めない「どこでも使える新しいシルエットの便器を創りたい」。そんな想いで、シャープな美しさを追求した。

デザインのポイント
1.無駄をそぎ落としたデザイン。節水性、洗浄性能を守りつつ最小のタンクサイズを実現
2.素材へのこだわり。形状をシャープに見せる陶器平面の再現、天然木木素材の便座
3.空間に納まりの良いタンク上部の平面性、シンプルなサイドビュー
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

清潔なデザインの追求。従来便器のような便器とタンクの継ぎ目をなくし、大きなRで繋ぐことで清掃しやすい面構成に配慮した。また、前方足元は可能な限り奥に入れ、汚れにくさと立ち座りのし易さに配慮した。便器後方も可能な限り陶器で面一にし、床固定部、トラップ部にはカバーをし、汚れの溜まりやすい凹凸を無くすことに注力した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

陶器部分は半永久的に使用する事が可能。タンク内部の機能部品においては、従来行なっていた異素材どうしの接着や溶着を減らし、部品交換や廃棄の際の分別に配慮した。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

便器単体の提案ではなく、トイレ空間全体の設備コーディネートをカタログ等で提案。空間への納まりのよさを周辺商品(カウンターや紙巻器などの小物)との組み合わせで空間提案している。

審査委員の評価

シンプルで無駄のないデザインであり、また人に優しく天然素材の便座を上手く使っている。

担当審査委員| 平野 哲行   五十嵐 久枝   田中 一雄   難波 和彦   間宮 吉彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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