GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
電子カルテシステム [ドクターボード]
部門/分類
商品デザイン部門 - ソフトウェア
受賞企業
株式会社ネクストロン (大阪府)
受賞番号
05A03199
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

電子ペンによる「全て手描き入力」が可能な電子カルテシステムです。マウスやキーボードでの複雑な操作は必要ないので、パソコンが苦手な医師・医局からの派遣医師・スタッフでもすぐに操作習得できます。患者と向き合った対面診療もペンならではの特徴です。更に、医事会計システムと連携し、受付・会計のデータは自動処理されるので、患者の待ち時間短縮と医事業務の効率化を実現します。画面構成は紙カルテと同じ2号書式を採用し、ボタンの配置や色も見やすさにこだわりました。また、診療行為内容は、手書き文字をテキスト文字に変換するので、カルテ誤読による医療ミスを防止します。

プロデューサー

株式会社ネクストロン 代表取締役 清水和則

ディレクター

株式会社沢村デザイン研究所 代表取締役 沢村昌慶

デザイナー

株式会社沢村デザイン研究所 代表取締役 沢村昌慶

株式会社沢村デザイン研究所 代表取締役 沢村昌慶

詳細情報

http://www,nextron.jp

開始日
2004年5月1日
価格

400,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

医療用の電子カルテ画面やインターフェースのデザインの多くは、コンピューター専門家が行い、専門のデザイナーが関わっている例は非常に少ない。従って、デザイン性を配慮せずにプログラムの簡便性を優先している場合が多く、使い勝手を配慮していないものが多い。この画面デザインの意図は、紙カルテ2号書式及び絵文字(ピクト)を採用することにより操作を簡便にし、シンプルかつ優しい画面デザインにすること。

デザインのポイント
1.絵文字(ピクト)を使用することにより、操作を簡便にし、シンプルなデザインにした点。
2.操作のキーボタンを大きくし、操作ミスの低減化をはかった点。
3.医師・看護師・薬剤師・患者・家族の誰が見てもわかり易く、優しい画面デザインにした点。(情報開示)
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

従来のキーボードに比べて手描き入力は片手での操作ができる為、患者への触診や会話に支障なくコミュニケーションの密度が高くなる。また、ペンの移動を最小限にする事により、省力化と入力速度のスピード化を計った。また、紙カルテの2号書式と同じ画面を採用し、描きやすさと過去の紙カルテとの情報の統一化をはかれるようにした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

当該商品はソフトである為、グレードアップ等の更新は必要に応じて行うが、寿命や破棄に対しては環境に負荷はかからない。

審査委員の評価

手描き入力の特性を生かし、あえて紙カルテと同じ書式を採用するなど、ユーザフレンドリーなソフトの開発の方向性に好感が持てる。医療ミスの防止、情報開示への対応などの方策も考えられている。

担当審査委員| 戸谷 毅史   倉方 雅行   佐々木 千穂   中谷 日出  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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