GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
クリップ [フィッシュクリップ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 日用品・ガーデニング用品・雑貨
受賞企業
株式会社丸善製作所 (愛知県)
受賞番号
05A02037
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

操作レバーを折り曲げる事により狭持部が開放し衣服等に挟んだ後操作レバーを元の位置へ戻す事により強力にロックします。誰もが簡単に操作できるワンタッチ操作と見た目の優しさからは想像できない強力なグリップ力を特徴したとクリップです。サイズは4種類。ユーザーのニーズに合わせサイズを選ぶ事ができます。

プロデューサー

株式会社丸善製作所 開発課第二企画開発G

デザイナー

加地孝昌

開始日
2002年3月1日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

携帯電話等の落下防止クリップとして開発を行いましたが落下防止クリップ=頑丈といったイメージを払拭する為に、操作性・強度・見た目の良さをいかに調和させるか考えました。又脇役であるクリップがあまり主張しすぎないデザインである事を前提にユーザーの使われるシーンに溶け込むよう丸みを持たせつつスタイリッシュなデザインに仕上げシリーズ全体に反映させました。

デザインのポイント
1.誤動作しない様に凹凸のないデザイン
2.シンプルで柔らかなイメージをもたせつつスタイリッシュなデザイン
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

クリップとしての機能を重視する為に開口量をいかに保つかと、レバーの操作性と操作間違いを防ぐ為にどちらにでも操作レバーを折り曲げ可能としました。又、使用中に簡単には可動しない様にレバーを定位置に戻す際のクリック感を出し誰が使用しても分かりやすく安心感が持てる工夫をしました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

クリップとしての機能の中でもグリップ力と耐久性は相対関係にあるために寿命を持たせる為に内部形状で強化しました。又、一般的なクリップは金属製バネを使用しているがフィッシュクリップではプラスチック製のバネを採用し分別廃棄しなくてすむようにバネ材にも工夫しました。

審査委員の評価

携帯電話というお化けは、知らず知らずに今までになかった道具を生む。このクリップも携帯電話の落下防止クリップとして生まれたとのこと。落下防止=頑丈という構図は携帯ユーザーには通用しない。ワンタッチ片手操作、小さくシンプルな外観デザインに結びついた。樹脂成型の仕上がりも抜群で、とにかく見た目とは相反する強力グリップは特筆ものである。サイズも4種あり使用用途が今後どう広がるか、大変楽しみな商品である。

担当審査委員| 長濱 雅彦   キュー・リーメイ・ジュリヤ   黒川 玲   馬場 了  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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