GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|日本商工会議所会頭賞

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受賞対象名
SSID鯖江市立インテリジェントデザイン講座 [眼鏡・繊維・漆器のまち鯖江市が地場産業の活性化のために88年に開講。デザイン界を代表する川崎和男氏が構想段階から17年間デザインの果たすべき社会的役割を率先指導してきたデザイナーの育成・再教育の講座。]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
鯖江市 (福井県)
受賞番号
04D01029
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

デザインは、急激な変化を続ける社会において重要な役割を担っている。鯖江市はこの認識に基づき、高密度情報時代のデザイン学習のために「市立インテリジェントデザイン講座」を設置している。本講座は、デザインの基礎的概論、企画計画手法としての考察手法の学習、およびデザイン表現のためのデザインワーク、さらにメディアインテグレーションの具体的なデザインメソッドと企業戦略、その基礎的学習という両面のカリキュラムに基づく講座である。そして即戦力となるデザイナーおよびデザインマネージャー、デザインプロデューサーの育成、再教育をめざしている。

プロデューサー

鯖江市役所ユニバーサルデザイン課

ディレクター

デザインディレクター/医学博士/名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授/大阪大学大学院工学研究科阪大フロンティア研究機構特任教授 川崎和男

デザイナー

デザインディレクター/医学博士/名古屋市立大学大学院芸術工学研究科教授/大阪大学大学院工学研究科阪大フロンティア研究機構特任教授 川崎和男

詳細情報

http://www.city.sabae.fukui.jp/

開始日
1988年6月4日
価格

-

問い合せ先

鯖江市役所 ユニバーサルデザイン課
Email: sc-design@city.sabae.fukui.jp
URL: http://www.city.sabae.fukui.jp/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

学校はいかなる時代・社会においても、理想主義から産み出された教育・実践哲学に貫かれたものでなければならない。その理想実現に向かう行動の中にローカルアイデンティティが育成され、町を活性的にしていく基盤が生まれる。つまり、本講座には鯖江市がより人間的、文化的な町になろうとする意志意欲が統合化された理想主義が宿っている。しかもその計画と実現がデザイン・情報化という核、軸に委ねられていることが肝要である。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.地域産業のデザイナーおよびデザインマネージャー、デザインプロデューサーの育成、再教育をめざすこと。
2.地域産業の活性化を促すこと。
3.未来の鯖江市づくりのための講座であること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

デザインワーク技術実習による単なる商品企画や製品開発のプロセス学習だけでなく、デザイン発想、デザインのあり方を創造的に表現出来うるように、基礎的な知識の習得を「論」として学習し、その考察力を高める。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

デザインの現場における、より実践的表現技術を身に付けるために、基礎的な造形表現の体得はもとより、企画、計画の提示手法、図解の専門的知識と運用手法、プレゼンテーションにおける自己表現力の養成をはかる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

情報の収集、分析、評価などデザインワークの連動をいかに図っていくべきか、コンピュータを表現だけでなくデザインの道具とするべく、デザインビジネスのためのコンピュータ運用のための基礎的学習、実習を行う。

審査委員の評価

地場産業振興を主たる目的とし、即戦力となるデザイナーの育成を鯖江市が主体性を持ち実践している点を評価する。従来にない効用性の高いデザイン教育の場であり、17年間にわたる真摯な取り組みは、同種のニーズが多くの自治体で求められているなかで、お手本となる良質な先行事例となっている。

担当審査委員| 赤池 学   紺野 登   タナカ ノリユキ   日高 一樹   山中 俊治  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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