GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ドコモ・ハーティプラザ [ユニバーサルデザインの考え方に基づき、コンセプト開発・設計・施工の段階から障害のある方やユニバーサルデザイン有識者よりいただいた様々なご意見を「店舗デザイン」「サービスメニュー」に反映した店舗です。]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ (東京都)
受賞番号
04D01017
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

誰もが安心して訪れることができるユニバーサルデザインのお店となることを目標とし設計しました。特色としては、障害者当事者を含む多様な利用者の意見をとりいれた設計、店舗設計のハード面にとどまらず、応対サービスの開発などソフト面も充実、丸の内の地域性を踏まえ洗練された明るいデザインなどが挙げられます。視覚・聴覚・肢体に障害のある方を含めたモニターによる試作品の検証・デザイン修正しながらの施工プロセスや、サービス介助士2級資格保持者のスタッフによる最寄駅からの送迎サポート、手話スタッフの常駐等、多様な応対サービスの提供により、あらゆる視点からユニバーサルデザインを実現しています。

プロデューサー

株式会社博報堂 コーポレートコミュニケーション局情報デザイン1部 部長 井上 滋樹 

ディレクター

株式会社アークポイント  代表取締役 寺島 薫 株式会社アイ・デザイン 代表取締役 児山 啓一 

デザイナー

株式会社岡村製作所

詳細情報

http://www.nttdocomo.co.jp/hearty/plaza.html

開始日
2004年2月13日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

おそらく世界でも例がない、年齢差や障害の有無に関係なく、誰もが安心して訪れることのできる「ユニバーサルデザインの考え方を反映したお店づくり」に取り組みました。特筆すべきは、様々な障害のある方々の意見を取り入れ、店舗設計を見直したことです。また店舗のハード面だけでなく、サービスなどソフト面も兼ね備え、ハードとソフトを連動させた、お客様が本当に満足いただけるお店をつくることができたと思っています。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.ユニバーサルデザインは、障害者向けの特別なものではないので、障害者や高齢者に配慮することだけでなく、丸の内で働く人なども含めた、すべての人に快適に過ごしていただけるお店にすること。
2.ハードやデザインだけで解決することができない、様々なお客様のニーズがある。店舗のハード面(機能)だけでなく、サービスのソフト面(心地よさ、使いやすさ)に配慮された店舗開発に努めること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

障害者の方々に配慮した設計を考慮しながらも、決して福祉的な要素が前面にでないように、誰もが訪れたくなるような洗練されたデザインでオープンな明るい空間であること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

来店されたお客様が、この店でどのようなサービスが受けられるか判りやすくするため、ピクトグラムや、大きな文字表記の案内板を用いるなど、情報の視覚化に努めること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

様々な障害者のために、適切なデザイン開発を行うこと。但し、特別なものにせず、誰が使用しても使いやすいものとすること。

審査委員の評価

本来、店舗が持つべき当たり前の機能を形にした実践だが、深い検証に基づく設計であり、業界のリーディングカンパニーとしての役割を実践している。ハードだけで終わることなくサービスにおけるユニバーサルデザインも実現するなど、店舗の新しいありかたを提示した点を評価する。ここで蓄積されたノウハウが全国の店舗に波及することを期待する。

担当審査委員| 赤池 学   紺野 登   タナカ ノリユキ   日高 一樹   山中 俊治  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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