GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
introspective [神奈川県大和市中央林間3丁目17番26]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
有馬裕之+Urban Fourth Co.,Ltd. (福岡県)
秋田 俊文 (神奈川県)
受賞番号
04B01014
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

オフィスとリビングという大きな空間(ビッグボックス)の中にファシリティと呼んでいる小さなスペースがボックス状に浮かんでいる。それぞれはブリッジ、階段で繋ぎ合わされ、中庭を囲んでサーキュレーションを形成している。中庭とビッグボックスの境界は透明なガラスが多用されていて内外が連続している。各個人の活動はファシリティ内で個別に行われるが、中庭とビッグボックスの連続によって場全体としての一体感が保たれている。構成部材は既製の工業製品が多用されている。内部機能に対応し、様々な特性の材料をパッチワークする意図で、鉄骨の構造体にクリップやボルトでセットされている。それらは将来の変化に対応し変更が可能である。

プロデューサー

有馬裕之 + Urban Fourth・代表・有馬裕之

ディレクター

有馬裕之 + Urban Fourth・代表・有馬裕之

デザイナー

有馬裕之 + Urban Fourth・代表・有馬裕之

有馬裕之

開始日
2002年11月
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

すでに今はシンボルとしての表象を貼付ける事に意味のある時代ではない。適切な距離を計り第三者的手法で、対象となる様々なエレメントを制御する。工業製品をアッセンブリし、その比例によって個性を主張しなければならない現代において、シンボルを捨てた各素材の選択とバランスがその作家性の表現に直結するということが問われている。これから増々工業化と均一性が進行していく中でパフォーマンスとしての表現の可能性がある。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.ビジネス・夫婦・家族それぞれのプライバシーと自立的な活動を確保しながら、一方では十分なコミュニケーションを取れるように、皆が集まれる場があったり、お互いの気配が感じられる空間構成にして欲しい。
2.おばあさんの老後に対して、プライバシーを守りつつも、同じ環境を共有し、家族が見守っていける場が欲しい。
3.ベンチャービジネスを促進させるための場として考慮し、住宅とは機能的には分離しつつも、空間そのものは孤立せず連続的なものがよい。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ビジネスと家庭、それぞれの活動を自立させると同時に、それを緩やかなサーキュレーションで繋ぎ、コミュニケーションが阻害されないような空間構成を実現すること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

敷地と周辺のコンテクストを整理し、内部空間は自立的でおだやかなものにすること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

将来の生活の変化に対応できること。遮音や熱効率を考慮すること等を予算内で解決すること。

審査委員の評価

既製の工業製品を多用しながら清潔感あふれるクールなインテリアを紡ぎだしている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   黒崎 輝男   塚本 由晴   吉岡 徳仁  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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