GOOD DESIGN AWARD
受賞ギャラリー
2004
グッドデザイン賞
普通乗用車
マツダ アクセラ スポーツ 

部門

商品デザイン部門

分類タグ

モビリティ

受賞番号

04A07054

受賞対象の詳細

アクセラは、マツダDNAとZoom-Zoomスピリットを余すところなく体現してきたアテンザ、デミオ、RX-8の美点を結集し、次世代商品群の第4弾として完全新開発したモデルである。運動性、デザイン、クオリティ、パッケージ、セーフティの全領域で、グローバルに通用する独自の価値を追求した。特に、安心してスポーティな運転が楽しめる運動性能、個性と存在感が際立つデザイン、所有し操作する歓びを増幅するクオリティは、従来のコンパクトカーの粋を越えた新基準の創造を目指すものである。

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デザインのポイント

  1. エクステリアは塊感のあるフォルムで力強さとキビキビとした躍動感とともに先進性を強調
  2. インテリアは運転し操作するたびに歓びが沸き上がるエキサイトメントと乗るたびに実感できる快適性と機能性
  3. 世界に通用する高いインテリアクオリティ

プロデューサー

マツダ株式会社 プログラム開発推進本部 主査 谷岡 彰

ディレクター

マツダ株式会社 デザイン本部 本部長 モリ・エス・キャラム

デザイナー

マツダ株式会社 デザイン本部 デザイン戦略スタジオ チーフデザイナー 鈴木 英樹designer

指定なし

2003/10

デザイナーの想い

マツダのスポーティネスとアクセラスポーツ独自の個性をアピールし、新しい5ドアの存在感を誇示するデザインの実現を目指し、“エキサイティング&コンフォータブル”のデザインコンセプトのもと、見た瞬間に運転する楽しさが伝わるダイナミックな躍動感を感じるエクステリアデザインと、ドアを開けた瞬間に運転し使うことが心地よいと感じる快適性や安心感を与えるインテリアとが一体となったトータルデザインを追求した。

使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

メータ&スイッチ類にイグニッションのオン、オフでフェードするレッドの照明とブルーの間接照明を採用した。これらはスポーティな雰囲気を表現するだけでなく、ソフトなムードを演出し、使う人に心地よさを与えることを意図した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

リサイクルしやすい熱可逆性樹脂の使用範囲を拡大し、フロアーマットなど複合素材の分離や解体のしやすさも向上させるとともに、市場から回収した損傷バンパーをリサイクルし、スプラッシュシールドに再利用している。更に、ガソリンタンク、ハーネス、電着塗装などから鉛の使用を廃止し、環境負荷物質の削減にも配慮した。

※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

審査委員の評価

担当の審査委員

平野 哲行

評価コメント

エクステリアの造形に力強い立体感があり、量感のあるものに仕上がっている。マツダらしいスポーティさに溢れる、街を走る姿が非常に美しい一台。このカテゴリーの定番であるVWゴルフとは違う、マツダらしい溌剌とした5ドアを具現化した。
評価ポイント

1. 良いデザインであるか

グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素
美しさがある
誠実である
独創的である
機能・性能がよい
使いやすさ・親切さがある
安全への配慮がなされている
使用環境への配慮が行き届いている
生活者のニーズに答えている
価値に見合う価格である
魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか

商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント
デザインコンセプトが優れている
デザインのプロセス、マネージメントが優れている
斬新な造形表現がなされている
デザインの総合的な完成度に優れている
ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
「ユニバーサルデザイン」を実践している
新しい作法、マナーを提案している
多機能・高機能をわかりやすく伝えている
使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
新技術・新素材をたくみに利用している
システム化による解決を提案している
高い技能を活用している
新しいものづくりを提案している
新しい売り方、提供の仕方を実現している
地域の産業の発展を導いている
人と人との新しいコミュニケーションを提案している
長く使えるデザインがなされている
「エコロジーデザイン」を実践している
調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか

デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント
時代をリードする表現が発見されている
次世代のグローバルスタンダードを誘発している
日本的アイデンティティの形成を導いている
生活者の創造性を誘発している
次世代のライフスタイルを創造している
新しい技術を誘発している
技術の人間化を導いている
新産業、新ビジネスの創出に貢献している
社会・文化的な価値を誘発している
社会基盤の拡充に貢献している
持続可能な社会の実現に貢献している
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