GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
玄関テレビホン [Panasonic HA-S72BK-TS/S62BK-TSシリーズ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 住宅設備
受賞企業
松下電器産業株式会社 (大阪府)
受賞番号
04A06105
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

一戸建て住宅から、独立2世帯住宅まで対応出来る拡張性を備えたハンズフリー玄関テレビホン。室内カラーモニターは、従来の露出設置に加え、埋込取付ユニットを使用することで、壁面からわずか1cmの露出部厚みを実現。、室内のインテリアとの調和を高次元で達成した。

プロデューサー

松下寿電子工業株式会社 取締役社長 千葉 富泰

ディレクター

松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社 AVCネットワークデザイングループ ホーム&オフィスネットワークチーム チームリーダー 加来 憲昭

デザイナー

松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社 AVCネットワークデザイングループ ホーム&オフィスネットワークチーム 千田 多持 主任意匠技師 、由喜門 弘次

千田 多持(左) 由喜門 弘次(右)

詳細情報

http://panasonic.jp/door/line_up/

開始日
2004年5月20日
価格

63,000 ~ 91,350円 / セット

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

インテリア性を訴求する昨今の玄関テレビホン業界において、本機は埋め込みという形式を採ることで、住空間との調和を実現することが出来た。埋め込み形態から導き出されるフラットコンセプトと、UD観点からのボタン形状や操作作法を造形に盛り込んで、テレビホンモニターの新たな典型作りを推し進めた。

デザインのポイント
1.突起部を排除したフラットサーフェイスデザインで、インテリアへの調和と、安全面に配慮。
2.使用頻度とUD観点から検証を行った操作ボタンで、使い勝手考慮。
3.ホワイト基調のボディーカラーと、液晶画面周囲の透明パネルにより、清潔感と高級感を表現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

従来のモニターは、設置後も壁面より大きく出っ張るため、住居内での通行の妨げになることもあったが、埋め込み設置によりその問題が解消され安全・安心を提供出来るようになった。また、フラットデザインを追求しつつも、ボタン類は部分的な凹凸等の抑揚をつけ、触感で機器操作をサポートしている。特に使用頻度の高い"通話"ボタンは、ユーザーの両手がふさがっていても、肘などで押せるようにボタン面積を設定している。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

樹脂成型品部は、耐光性が最も高いグレードの樹脂材を採用することで、経年変化を抑える仕様となっている。また廃棄時には、各部品ごとに材料表示を示してあるので分解後の分別が容易に。鉛フリーはんだ使用により有害物質を出さない環境配慮。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

従来の商品とは違い、埋め込み対応の施工を伴うため工事要素は増えるが、本体の部品構成の見直しや、取り付けキットの構成・簡便な取り付け方法を提案していくことで、工事施工者のストレス軽減を実現していった。販売戦略においても、露出部厚さ1cmという明確な目標値を設定することで、お客様にわかりやすい訴求項目を打ち出し、販売推進の原動力となった。

審査委員の評価

業界で初めてモニター機器を壁埋め込みとした。壁面から1cmの厚みだけなので、室内空間にとけこみやすい。液晶画面周囲の透明パネルも、今のインテリア傾向にマッチし、好感が持てる。

担当審査委員| 船曳 鴻紅   川島 蓉子   田中 一雄   柘植 喜治   難波 和彦   真鍋 恒博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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