GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
システムキッチン [アクティエス]
部門/分類
商品デザイン部門 - 住宅設備
受賞企業
サンウエーブ工業株式会社 (東京都)
受賞番号
04A06042
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

キッチンに“スケルトン&インフィル”の発想を取り入れ、火と水の基本機能と配管類というキッチンとしての必須要素をスケルトン=「ゲート」に、その下に生まれたフリースペースにユーザー一人一人の使い方に合わせた機能・収納であるインフィル=「キューブ」をセットすることで、これまでにないカスタマイズ性を実現。また使いながら変化するユーザーの要望に合わせ、後からでのインフィルの追加・変更も可能。いつまでもその時の自分に最適なキッチンとして使い続けることができる、「ゲート&キューブ」キッチンシステム。

プロデューサー

サンウエーブ工業株式会社 開発室 開発企画部 部長 田口 哲

ディレクター

サンウエーブ工業株式会社 開発室 開発企画部 デザイングループ グループリーダー 菊地 啓之

デザイナー

サンウエーブ工業株式会社 開発室 開発企画部 デザイングループ 高久 秀之、伊藤 洋一

開始日
2004年10月10日
価格

631,000 ~ 2,220,000円/間口2550mm I型レイアウトセット (円/間口2550mm I型レイアウトセット)

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

一人一人の価値観や個性、ライフスタイルを大切にするキッチンを提供したいという思いから、従来のシステムキッチンの構造やシステム性を根本的に見直した。高価なオーダーメイドではなく、マスプロダクトであるモジュールユニットを見直すことで工業製品としての高いカスタマイズ性を追求した。さらに新しいライフスタイル提案を行うことで、これからのキッチンのあり方の一つを示したい。

デザインのポイント
1.給排水・ガス等の配管類をすべて脚部に収めた、シンプルな「ゲートデザイン」
2.キッチン側、ダイニング側、どちらにも引き出せる「両面使い引き出し」
3.中のパネルが工具レスで簡単に交換できるフレーム式「着せ替え扉」
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

これから住宅やキッチンの一次取得者となる団塊ジュニア世代をコアターゲットとし、「低予算=安物」の購入という従来の図式ではなく、「良いものを少しずつ」という購入スタイルを提案。シンプルでしっかりしたベース部分に対し、使いながら自分のスタイルに合わせカスタマイズしていくことで自分仕様に「育てるキッチン」とした。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

主要構成材をステンレスとすることで、湿気や熱等によるダメージを低減、高耐久性による長寿命化を図った。また物理的耐久性以上に「人に対する耐久性」として相対的な価値劣化を防ぐため、部材の部分交換を最大限可能にした。簡易化、低価格化でもたらされる意匠や機能の積極的更新により、常にユーザーにとって最適な状態を保ち、長期間の使用が可能。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

住宅設備機器は、人が生涯に1?2度という購買頻度から「売りっぱなし」的な販売スタイルになりやすい。購入後製品の部分的な変更を可能にし、今後積極的なアイテム開発を続けることにより、販売後のカスタマーリレーションを活性化し魅力的な製品・サービスの提供によるアフタービジネスの確立を販売部門に提案した。

審査委員の評価

若いユーザーがとりあえずの間に合わせで済ませるのではなく、良いものを少しずつ足していく。もしくは、使いながら自分のスタイルに合わせカスタマイズしていく。といったユーザーが素直に求める更新システムを「ゲート&キューブ」という手法で確立した。またキッチン側、ダイニング側、どちらからでも使い易い双方向性の引き出しも驚きで、これらを可能にした数々の特許技術がすばらしい。

担当審査委員| 船曳 鴻紅   川島 蓉子   田中 一雄   柘植 喜治   難波 和彦   真鍋 恒博  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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