GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
石油ストーブ [ML-25(B)、ML-25(S)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 調理家電、生活家電
受賞企業
株式会社トヨトミ (愛知県)
受賞番号
04A05070
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

対流型石油スト-ブは室内の中央に置いて、熱気の対流で室内を暖めるものですが、この機器は、燃焼している炎の明るさを照明としても活用できます。室内の照明を消して炎の明るさだけにすると、炎の「ゆらぎ」によって室内も微妙に変化した感じに受け止められ、思わず炎に見とれてしまう感があります。このようなインテリア性と暖房を兼ね備えた機器です。

ディレクター

株式会社トヨトミ 研究部 デザイングル-プ

デザイナー

株式会社トヨトミ 研究部 デザイングル-プ+有限会社コックスデザイン

詳細情報

http://www.toyotomi.jp

開始日
2004年7月
価格

18,800円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

小型の対流型スト-ブなので、若者にかわいいと言われるように考えたデザインとしました。部屋を暗くして燃焼の炎を照明として使用すると、炎の「ゆらぎ」がこれほどまでに人の気を引き付けてしまうものとは思いませんでした。

デザインのポイント
1.炎の明かりが広範囲に広がるように、大きなガラス筒を採用しています。
2.炎をぼかして柔らかい明るさとなるように、ガラス筒表面にメッシュの遠赤外線印刷を行っています。
3.底面の置台の大きさを小さくして小型化しました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ガ-ド線材を固定している部分にほこりがたまると、線材が邪魔になって掃除がしにくかったため、その部分の上に反射板を追加して、ガ-ド固定部分を覆い隠して掃除しやすくしました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

異種金属の接合を全面的になくし、廃棄する時は、ゴム材・樹脂材などの部品を取り除けば、再生可能な金属類のみにまで分解できるようにしました。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

山小屋などで使用すると、夜の冷気を凌いでくれる暖房として使用できるだけでなく、「ゆらぎ」のある炎が室内のインテリア照明にもなり、ペチカが燃えているような感じになります。東急ハンズようなインテリア性を重視する販売経路に拡販するように提案された。

審査委員の評価

石油ストーブとしての定番の形状が簡潔にまとめられており、信頼性を感じる。価格も安く、様々なスペースで今尚、幅広い需要がある商品であり、過去に1988年に受賞したモデルのマイナーチェンジである。

担当審査委員| 大島 礼治   岩崎 一郎   高尾 茂行   廣田 尚子  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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