GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
USB オーディオ・インターフェイス/MIDI キーボードコントローラー [エディロール PCR-1]
部門/分類
商品デザイン部門 - パーソナルコンピュータおよび関連商品
受賞企業
ローランド株式会社 (大阪府)
受賞番号
04A03183
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

豊富な機能を備えながら、これまでにない軽量・薄型化を実現したUSBオーディオ・インターフェース/MIDIキーボード・コントローラー。新開発「S.L.I.M」標準サイズ鍵盤を採用することで、PCRシリーズならではの優れた演奏性はそのままに、当社従来比で1/2以下の薄さを実現。クッション性の高い素材を使用した専用ソフトケースも付属し、そのままバッグに入れて気軽に持ち運ぶことも可能です。ノート・パソコンとの連携による理想的なモバイル・スタイルを提案します。

ディレクター

ローランド(株)IMデザイン部 IDグループ リーダー 福岡 昭彦

デザイナー

ローランド(株)IMデザイン部 澤田 茂

澤田 茂:ローランド(株)IMデザイン部所属

詳細情報

http://www.roland.co.jp/products/dtm/PCR-1.html

開始日
2004年2月14日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

これまでの楽器デザインの継承とPC環境に 溶込む新しい楽器の姿。これまでにない軽量・薄型ボディの強調、要素の簡素化と機能の凝縮感。操作性を損なうことなく高さを最小に抑え、手に持った時の量感にまでこだわった。製作環境をモバイルするという新しいコンセプトと、薄型・軽量ボディに詰められた妥協なきスペックをそこに表現した。

デザインのポイント
1.EDIROLブランド商品共通の2色構成のコントラストを生かし、筐体強度を確保しつつ薄さを強調。
2.視覚的突出感を抑えた操作子は必要最小限まで高さを抑え、軟質材を用いることで操作性を向上させた。
3.部品によって表面の質感を変えることでフラットな表情に視覚的な起伏を付加した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

可搬性向上のための軽量・薄型化と同時に、本質であるMIDIキーボードとしての操作性・演奏性の確保に取り組んだ。標準サイズに打鍵の強弱を検知するタッチ・センス機能を搭載した新開発S.L.I.Mキーボードはそのストロークを従来の半分以下にすることで薄型フォルムを実現しつつも従来と変わりないタッチでの演奏を実現した。また操作子も小型・薄型化と同時にその操作性を大事に考えた。さらに、どこまでも軽量化するのではなく、演奏時の安定感を考慮した部品構成を採用した。これらの結果、プロ・ミュージシャンからも高い評価を得た演奏性を実現できた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

リサイクル可能率の向上、発泡スチロール使用量削減、鉛使用廃止、分離・分解性の向上など、ISO14001に沿った自社目標値をクリアすることで廃棄段階でのユーザー、地球環境へ配慮を行なってる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

この製品企画自体がデザイナー、鍵盤 設計者とによる試作モックアップでの 社内提案としてスタートした。試作当初の薄型・軽量ボディというコンセプトとデザインが受け入れられ製品化となったことはデザイナーにとって大きな自信となったところである。

審査委員の評価

・USBケーブル一本でノートPCと接続し音楽制作が行える機能に魅力を感じる。・また、コントローラーとしての操作性もよい。

担当審査委員| 戸谷 毅史   中谷 日出   新島 実  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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