GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
ゴミ箱 [Ψ〔sai〕Dust Box]
部門/分類
商品デザイン部門 - 日用品・ガーデニング用品・雑貨
受賞企業
株式会社松田商店 (和歌山県)
受賞番号
04A02004
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このゴミ箱は三日月形状をしており、複数個組み合わせることで様々な形をなすことができ、ゴミの分別に最適です。又、その形状は車体のデザインによく使われる放物線を使用している為、車のボディのような光沢があります。原料は家庭より排出されるペットボトルのみで製造しておりますので、環境にやさしい商品であり、エコマーク認定済みです。

プロデューサー

株式会社 松田商店 代表取締役 松田 美代子 

ディレクター

和歌山大学 システム情報工学部 デザイン情報学科 教授 原田 利宣

デザイナー

フリーランスデザイナー 高橋 大樹

開始日
2004年1月6日
価格

950円

問い合せ先

株式会社 松田商店 営業
Email: matsuda@vaw.ne.jp
URL: http://www.vaw.ne.jp/shop/matsuda/

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

従来のゴミ箱は直線と円弧のみから造形されその形状は画一化されたいた。そこで、我々の提案するψは、今までのゴミ箱では用いられることのなかった“放物線”を利用し、曲面を創成するとともに柔らかなイメージを具現化している。また、「ゴミの分別」を支援するために、ゴミ箱を2つ、3つと組み合わせて使えることを前提とし,断面は組み合わせ可能な三日月の形をしている。これにより組み合わせた際のリズム感を表現できる。

デザインのポイント
1.ペット樹脂が本来素材として持つ光沢感/透明感を引き出せる形状・色とした。
2.今までのゴミ箱にない“放物線”を用いた美しい曲面を有する。
3.断面を三日月形とし複数のゴミ箱を組み合わせ使用でき組合わさった形もリズム感あふれるものとなる
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

三日月の凹んだ部分をユーザーに持たせることにより,形状的に持ちやすく,また支 持部がゴミ箱の重心位置と比較的一致するためモーメントが発生しにくく安定して持 つことができる。さらに,ゴミ箱開口部の縁に断面が円形の引っかかり部分を付ける ことにより,手が滑りにくくなっている。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

この商品はペットボトル100%でリサイクルされております。PETはプラスチックの中でも耐久性に優れております。このダストボックスも非常に強く、長持ちします。又、リサイクルで作られており、廃棄することになっても、松田商店にてもう一度破砕し、材料として使用し、リサイクルすることができます。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

従来のゴミ箱では行われなかったカーブ定規を用いた高度な曲面設計方法,及び金型 設計方法を提案した。ゴミ箱のような安価な製品でもこのような高度な曲面設計を行 えば,新たな付加価値が生ずることを営業にも提案した。

審査委員の評価

リサイクルに対する取り組みは良く、分別で使う時の形の連続性は新しいアプローチである。

担当審査委員| 長濱 雅彦   キュー・リーメイ・ジュリヤ   澄川 伸一   山本 建太郎  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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