GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
介護ベッド [楽匠(らくしょう)・KQ-86340]
部門/分類
商品デザイン部門 - 高齢者・ハンディキャプト関連商品
受賞企業
パラマウントベッド株式会社 (東京都)
受賞番号
04A01076
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

高齢者や身体障害者の在宅での介護や、自立を助けるためのベッド。安楽の姿勢を保ったり、起き上がりを補助するための背上げ・膝上げ機構と、立ち上がりや介護しやすい高さを調節する機構が電動により操作できる。伸びながら曲がる構造で、使用者の体の動きに自然にフィットする「キューマラインボトム」に加え、1つのボタン操作で背上げ・背下げを理想的な手順で行い、体のズレ・摩擦・圧迫感をさらに軽減する「らくらくモーション」を採用した。またベッドの床高を、従来よりも低い25cm(最低時)としたことで、利用者がより安心して使えるようにした。サイズ・機能・外観の組合せで126種類から利用者に合ったベッドが選べる。

ディレクター

パラマウントベッド株式会社 ・デザイン部 ・次長 ・柳原 健

デザイナー

パラマウントベッド株式会社 ・デザイン部 ・松本 孝樹 

詳細情報

http://www.paramount.co.jp/products/homecare.html

開始日
2003年11月10日
価格

265,000 ~ 376,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

使い慣れた寝具から介護ベッドに移行することは、今までの生活習慣や環境を大きく変えることになり、身体能力の衰えた高齢者にとってはその事自体が精神面へ与える影響も計り知れない。介護ベッドが特別な存在ではなく、一般の家具と同じように受け入れてもらうことが最優先の課題と考え、介護色といわれるイメージを払拭して心地よい存在感を持つデザインへ変えていくことを目標とした。

デザインのポイント
1.和室洋室どちらにでも合う、「優しさ」と「清潔感」を意図した外観と調和させやすいカラーリング
2.サイズ、機能、外観の組合せで126種類の中から自分にあったベッドが選べる
3.ユニットの軽量・コンパクト化と組立簡便化を追求し、レンタル事業者の作業性を向上させた
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ベッドとしての基本機能向上の為、マットレスのズレ止めや掛け布団のずり落ち防止部品の追加や動作音を半減させたアクチュエータを採用した。ベッド操作を行う手元スイッチには、身体機能の低下した高齢者でも使えるように、握りやすさ・ボタンの押し易さ・表示の視認性などを特に配慮した。また、利用者の状態に合わせて、動作箇所ごとに操作の可能/禁止、操作確認音のオン/オフ、動作速度の切換えなどの設定が行える。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

多くの人に好まれて飽きのこないように、シンプルなスタイリングを試みた。多くの機種設定から自分に合ったものを選べ、また、介護の状況の変化に応じて、周辺機器を追加して使用できるようにした。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ベッドの配送や組立てをするレンタル事業者の作業性を向上させるため、内容物や組立ての手順について、梱包箱(5梱包)の印刷にわかリ易く情報を記載した。また、組立部品の種類や数量を確認しやすいパッケージに収めた。

審査委員の評価

移動しているときのスピード調節が出来ると良い。具合が悪いときに、速いスピードだと、もっと具合が悪くなる。最低時のベッドの床高を、従来よりも低い25cmにして使いやすくしている。

担当審査委員| サイトウマコト   國本 桂史   黒川 玲   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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