GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

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受賞対象名
耳かけ形デジタル補聴器 [リサウンド・エア エア60]
部門/分類
商品デザイン部門 - 高齢者・ハンディキャプト関連商品
受賞企業
GN リサウンド ジャパン株式会社 (東京都)
受賞番号
04A01066
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

一般的に補聴器は耳あなを完全に塞いでしまうので、閉塞感や音のこもり感を伴う。その不快感が補聴器装用の満足度を低下させる一因になっていた。GNは独自の特殊耳せんと最新のデジタル信号処理技術を融合、この閉塞感を解消し、快適に長時間装用できる耳かけ形補聴器を開発した。いっぽう、「自分のしている補聴器を他人に気づかれたくない」というユーザーの意識から、目立ちにくい耳あな形の販売が年々増える傾向にあり、2003年は市場の約6割を占めていた。そのような中、超小型本体と透明極細サウンドチューブを開発、耳かけ形でありながら耳あな形より目立ちにくいリサウンド・エアが生まれた。

プロデューサー

ジーエヌ リサウンド株式会社

ディレクター

ジーエヌ リサウンド株式会社

デザイナー

ジーエヌ リサウンド株式会社

詳細情報

http://www.resoundair.jp

開始日
2004年4月1日
価格

195,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

老眼と同様に、聴力の低下もエイジングの一現象。しかし、補聴器はハンディキャップのイメージが強く、きこえが不自由であるにもかかわらず使用をためらう人が多い。リサウンド・エアは、ユニークな透明極細サウンドチューブで「耳かけ形補聴器=目立つ」という常識を覆した。さらに補聴器らしくないモダンなデザインの本体と4つのカラーバリエーションで、アクティブシニアが思わず手を伸ばしたくなる商品の具現化を目指した。

デザインのポイント
1.北欧生まれのモダンなデザイン、4つのシックなカラーバリエーションが補聴器のマイナスイメージを払拭。
2.超小型本体と透明極細サウンドチューブで、「耳かけ形補聴器=目立つ」という常識を覆した。
3.耳せんに大きな通気孔を設け、耳あなの閉塞感を解消するとともに、自声のこもらない自然な音質を実現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

最新のデジタル信号処理技術により、環境に合わせた最適な音声処理を自動選択するため、ボリュームコントロールやプログラム切り替えスイッチ類を完全に排除。使用の簡便性を最大化した。また、本体の落下を防ぐために、簡単なスプリング機構「スポーツロック」をサウンドチューブに付加した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

耳かけ形補聴器のウィークポイントは、隙間から入る水分(特に汗)である。リサウンド・エアはスイッチ類を極力排除することにより、そのリスクを最小化した。

審査委員の評価

重量感と存在感を改革することに成功したのではないか。デザイン的にも上手くまとまっている。とても評価できる。機能的にもよく考えられている。こもり感・反射・高機能性を評価する。過不足の無い、よいデザインである。

担当審査委員| サイトウマコト   國本 桂史   黒川 玲   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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