GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
着脱式ヘアーピース [ウィズウィッグ・ストレートレイヤー11Np]
部門/分類
商品デザイン部門 - 健康管理・美容商品
受賞企業
株式会社プロイド (大阪府)
受賞番号
04A01036
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

抗癌剤治療の副作用などによる脱毛状態の女性のための生活改善用品。既製の帽子にオリジナルクリップ4つで簡単に取付けられるヘアーピース。帽子をかぶった姿が人工毛でありながらとても自然に見える帽子に取付けるスタイル。頭のトップには何もないので、治療中のデリケートな頭皮にやさしいヘアーピース。

プロデューサー

株式会社プロイド ウィズウィッグ事業本部 マネージャー 土橋真理子 

ディレクター

株式会社プロイド 代表取締役 中禰兼治

デザイナー

株式会社プロイド 代表取締役 中禰兼治

詳細情報

http://www.proid.co.jp/withwig/

開始日
2002年6月1日
価格

5,985 ~ 8,925円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

抗癌剤治療の副作用などによる脱毛は例え一時的であっても女性にはとても辛い事です。この時期を少しでも前向きに明るく過ごしていただきたいとの思いを込めて商品化しました。確実に簡単に帽子に着脱できて、メンテナンス性に優れながら、自然にみえる生活改善のためのヘアーピースを目指しました。

デザインのポイント
1.独自に開発した植毛原形と植毛形態でモミアゲ部と後頭部の毛髪の自然な姿を実現した。
2.頭にフィットして違和感のない薄さ4.8ミリのオリジナル着脱クリップ4つで確実に帽子に固定できる。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

脱毛状態で本来のサイズの帽子を被ると頭髪のボリュームがないためにブカブカする。本品はこのはこの隙間にフィットするものでなければならない。自然に見えるヘアピースとしての髪の毛の量に加えて、着脱のためのオリジナルクリップは十分なグリップ力と頭の回りで存在感がない程の薄さが求められ、これを実現した。帽子に取付いた状態では頭の上部には何もないので治療中のデリケートな頭皮に負担が少なく、夏場は夏用の帽子をかぶれば蒸れない。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

使用している人工の髪の毛素材は市販のオシャレ用高級ヘアピースと同じ耐熱性・再現力に優れている。通常のウールマークと同様の手洗いができるので常に清潔な状態を保つ事ができる。着脱クリップは耐久性に優れたジュラコンと焼入れステンレスを採用して、長期間に渡ってグリップ力の低下を防いでいる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

本品の着脱ヘアーピースを開発するにあたり、テスト販売サイトを立ち上げを提案した。ヘアピースメーカーと共同開発したオリジナルなヘアピース原形の量産品200コを既製の帽子に縫付けて、安価に販売した。エンドユーザーの生の声を聞き、より快適により自然に見えるように最終改良を加えて、本品を開発した。

審査委員の評価

病後で悩まれる人に対して整容性を検討してのデザインであることを評価する。

担当審査委員| サイトウマコト   國本 桂史   黒川 玲   西山 浩平  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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