GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|審査委員長特別賞

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受賞対象名
D&DEPARTMENT PROJECT [デザインの視点を持った消費の新ジャンル「デザインリサイクル」をカジュアルかつ現実的に普及、提案するデザインリサイクルショップ。]
部門/分類
新領域デザイン部門 - 新領域デザイン
受賞企業
ディアンドデパートメントプロジェクト (東京都)
受賞番号
03D01027
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

とかく分かりづらい「リサイクル」の様々を、人々の興味が深い「消費の現場」という立場から提案することによって、現実的なものに近付けます。また、リサイクル業という形態をとることで、長い需要の続くものを「引取り」し、「販売し直す」ことの実践が、真の「ロングライフ」として明示でき、具体的に消費者に「ロングライフ」の楽しさ、ものを買うことの意味を知って頂いてます。また、企業とは、ロングライフの視点を持った商品を、一般的な激しい消費の中で販売するのではなく、こうした新しい「ゆるやかな真の消費」の現場で販売することにより、現代消費では売りづらかった本質を持つ商品の「売り直し」にもつなげることが出来ます。

プロデューサー

ドローイングアンドマニュアル有限会社 代表 ナガオカケンメイ

ディレクター

ドローイングアンドマニュアル有限会社 代表 ナガオカケンメイ

デザイナー

ドローイングアンドマニュアル有限会社 代表 ナガオカケンメイ

ナガオカケンメイ

詳細情報

http://www.d-a-m.co.jp/depart

開始日
2000年11月3日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

デザイナーはすべて、新しいデザインを生まなければならないことはない。「すでに生まれているデザイン」に「普遍性」のあるものを、しっかりと売れ続ける仕組み自体をデザインする。これも、デザイナーの大切な仕事のひとつと考えます。最高のリサイクルは「ロングライフ」です。使い続けられる、販売し続けられる仕組みを、デザイナーとして、きれい事では済ませず、実行する。まず、そういう視点で売場をつくりました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.営業する建物を含め、すべてが「使い続ける」ことの魅力を表現していること。
2.販売する商品のすべては、購入者が不要となったとき、買取ることを約束し、本質を持つものを購入することに価値があるという提案を実践すること。
3.メーカーのロングライフ思考を支援し、そうした商品をひとりでも多くの消費者に紹介することに徹するこ と。 
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

リサイクル業の中に「デザイナーの視点」を置くことで、通常では判断できなかった 「現代デザイン生活」内に提案、導入できるものを「ゴミ」の中から救い出すことができる。 

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

企業がすでに生み出した商品の中に「デザイナーの視点」を盛り込むことで、新しい「売り先」のマーケットデザインが可能となり、本来のマーケットでは不発だったものを売り直す可能性を提案できる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

「ロングライフ」という見えづらいマーケットの中に「デザイナーの視点」を盛り込むことで、現実的でカジュアルなものとして消費者、製造者、デザイナーに提示でき、より普及させることができる。

審査委員の評価

今後継続していくにあたって、乗り越えなければいけない壁は予見されるが、「いいもの」を直してつかうことには共感できる。社会的に共有できる感覚を生んでいって欲しい。

担当審査委員| 西山 浩平   生田 幸士   黒川 玲   島田 一郎   日高 一樹  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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