GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
静岡ガス株式会社研修センター [静岡市池田28]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
静岡ガス株式会社 (静岡県)
受賞番号
03B01036
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

この施設は静岡ガス関係者がガス実務を総合的に研修する、いわば学校のような存在である。設計に際しては施設目的に加えて、エネルギー供給企業として地球規模の視点に立ち、建築で「社会貢献」することを目標とした。循環型社会に参加する「サスティナブル建築」がテーマである。そこで、建物の「SI構成による長寿命化」と「省エネルギー化」また「エコ素材」を複合的に構成しこれに応えた。特に、井戸水・風・日照などの自然エネルギーを生かしたハイブリッド型省エネルギーシステム(NEDO:新エネルギー・産業技術総合開発機構の平成14年度住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入事業)を考案し、地域社会に広く啓蒙した。

デザインのポイント
1.機能的で使いやすいこと。
2.人材育成に相応しい環境であること。
3.潤いのある空間であること。
プロデューサー

静岡ガス株式会社 取締役 曽根眞人

ディレクター

株式会社岩本弘光建築研究所 代表取締役 岩本弘光

デザイナー

株式会社岩本弘光建築研究所 代表取締役 岩本弘光

繊細な鳥カゴ状の架構を水盤に浮かべた。建築と省エネの臨界点。

詳細情報

http://www.shizuokagas.co.jp/html/group/kensyu/kensyu_center.html

開始日
2002年11月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

即物的空間になりがちであった従来の研修施設を、より人間を中心とした教育環境に創りかえることを念頭においた。また、デザインを通じて環境保全への問題提起とその解決手法を同時に提起しようと試みた。フィーレンデール構造によるダブルスキンファサードを考案してサスティナブル建築の骨格としたが、これは一方で「架構による建築表現」の模索でもあった。「水に浮かぶ鳥かご」の穏やかなイメージを最後まで追い求めた。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.機能的で使いやすいこと。
2.人材育成に相応しい環境であること。
3.潤いのある空間であること。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

実務習得を目的とした施設から、利用者の心に焦点をあてた教育環境デザインを提供すること。つまり、建物機能の充足に止まらず、優れた建築空間により利用者として誇りのもてる人材育成環境創りをすること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

サスティナブルであることを意識させない建築空間の創造。架構システムによる意匠・構造・設備計画を融合した省エネデザインの設計手法開発。また、将来の建物機能の変化要求に応える建築プログラムの必要性。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ハイブリッド型省エネルギーシステムの考案。電気・ガスなど従来型の化石エネルギーの高効率化に、太陽光・水・緑・風などの自然エネルギー利用を融合して建築と環境デザインに取込む。

審査委員の評価

省エネルギーとデザイン性と両立させ、しかも周囲の自然環境に対しても配慮が行き届いたデザインとなっている。ファサードも、機能性能の追求のみにとどまらず、周囲との調和にも工夫がみられる。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   沖 健次   黒崎 輝男  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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