GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
スペラール砧 [東京都世田谷区砧4-10-18]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
空間研究所 (東京都)
渡辺商事株式会社 (東京都)
受賞番号
03B01030
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「superar kinuta」は、50m2から94m2の住戸が58戸からなる賃貸の集合住宅である。中庭を介して、南棟と北棟からなる。中庭は住戸の側面に配された通り庭によって、外部からの視線も引き込み、周辺の環境とつながる。住戸の構成は可動間仕切を多用し、セミオーダーnLDKとして、文字通りnを変数として扱うことで多様な居住単位に適応することを考えた。また、通り庭に面してつけられたふたつ以上の出入り口は、住戸平面の可変性と連動して、住戸の一部を可変的に外部に開くことを可能にしている。

プロデューサー

株式会社リロクリエイト 池本 潤一

ディレクター

空間研究所 代表取締役 篠原 聡子

デザイナー

空間研究所 代表取締役 篠原 聡子、主任 弘中 誠二

篠原 聡子

開始日
2003年2月1日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

集合住宅は、ひとつの建築としてその場所の固有の特性を汲み取るとともに、変容する居住者やそのライフスタイルに対する時間を超えたアダプタビリティーが求められていると考える。この集合住宅では、その考えに基づき、75m2なら3LDKといった面積と平面形式の関係を解除し、住戸に外部からの複数動線を導入することにより、私生活の器としての住居をより多用な行為の発生しうる空間へ可能性を広げることを目指した。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.多用なライフスタイルを許容できるプランニング
2.洗練されたデザイン
3.豊かな共用空間
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

建物の外皮(スキン)は、住人の行為が表出する部分であり、社会・環境・情報などを取捨する部分である。そこをいかに可視化し、かつ環境に対して配慮したデザインにするかがテーマである。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

賃貸住宅という性格から、多用なライフスタイル、ライフステージの人々が暮らし、入居者の入替えや社会状況の変化により常に更新され、その器となる住戸が、いかに変化に追従し続けられるか。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

おさえた階高の中で、室内空間を豊かにする構造形式。

審査委員の評価

賃貸の集合住宅で問題になる開口部の単調さに対し、稼動型のスクリーンを用いる事で新しい提案を行っている。通り際のアイディアも外部空間と内部空間との新しい中間領域の提案となっている。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   沖 健次   黒崎 輝男  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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