GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
101番目の家 [大阪府豊中市原田元町1丁目1-2]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
無有建築工房 (大阪府)
受賞番号
03B01013
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

プランは外部空間と内部空間の関係が1対1になる様に配置している。建物の構造はRC造と木造軸組が1対1になる様に構造計画されている。 木材は全て現しとなり、軸組みそのものが仕上げとなって空間を囲いとる。300ミリピッチで立上がる木の柱は、途中で合わせ柱として緊結されて1本の柱になる。その柱の外側に木製建具で囲われた、外壁のない建物となっている。

ディレクター

大阪市立大学生活科学部生活環境学科教授 竹原義二 

デザイナー

大阪市立大学生活科学部生活環境学科教授 竹原義二 

開始日
2002年5月
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

住みやすい家を作ることを主題としているが、建築としては、どこかに空間を感じとれることを必要条件としてある。建築は敷地の外枠で大きく囲いとられ、眼に見える境界と、外部と内部が曖昧に区切り取られているような家づくりを目指した。それは、外であるようで外ではなく、内であるようで内ではない空間の仕切り方を考え出した家である。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.「手の届く場所に緑があり、両手を伸ばせば部屋の端から端まで届いてしまうけれども、手の先には外が広がっている。」子供の時に経験した、そんなかすかな記憶がよみがえるような部屋づくりを目指した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

建物を考える建築家と作り手の職人が互いに1対1の関係でモノがつくり出されることを基本として考えた建物である。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

RC造と木造によるハイブリッドな空間をつくりだすうえで、RCの強さに負けない木組みの強さを表現すること

デザインが技術・販売等に対して行った提案

各階によって異なった内外の関係性を持つ空間をつくりだすこと

審査委員の評価

コンクリート構造と木構造を組み合わせる事で、それぞれの長所を生かしながら、両者を巧みに融合させている。道路境界部分に建てられた格子戸は、開ける事で外部と内部とが連続感を施され、伝統的な住宅の形式を現代に継承している。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   沖 健次   黒崎 輝男  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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