GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
FUN [千葉県船橋市本郷町547-4]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
有限会社エーエーティープラス ヨコミゾマコト建築設計事務所 (東京都)
株式会社アール・エイジ (千葉県)
受賞番号
03B01011
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

東京近郊の狭隘な住宅地を想定した木造住宅のプロトタイプである。30坪、坪単価50万円台をめざした。自由な間仕切り。単純な仕口。施工者を選ばない簡単な工法。コストを抑えるための工期短縮。壁・床・天井の任意の位置に開口部をもうけることのできる構造形式。一般に流通している2×4材を用いて、構造的に不足する部分をスティール薄板で補強している。2階建、スパン3間でありながら、柱88mm角、梁88×235mmという極めてスレンダーな構造断面で収まっている。水平力は、一人で運搬可能なサイズに工場組み立てされた外装パネルが受け持つ。建方作業は、まるでノックダウン式家具のように、単純なボルト締めのみで行われる。

プロデューサー

株式会社アール・エイジ 代表取締役 向井山達也

デザイナー

有限会社エーエーティープラス ヨコミゾマコト建築設計事務所 代表取締役 ヨコミゾマコト

詳細情報

http://www.aatplus.com

開始日
2003年3月10日
価格

-

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

コルビジェ、グロピウス、前川国男、坂倉準三、20世紀初中頃多くの建築家が、その時代の生活像に合致した量産型住宅の開発に奮闘した。その成果の一部は現在の住宅メーカーに受け継がれている。しかし今日そこで量産される住宅のスタイルは、真に我々が求めているものだろうか? 我々は住宅に装飾性やハイスペック、部屋数の多さなどは求めない。より自由で、多様な生活スタイルを許容しうる「単純なフレーム」さえあればよい。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.ローコスト
2.意匠性
3.短工期
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

プレファブリケーションの手法を取り入れて、現場工期を短縮し、コストダウンと品質確保を目指しながらも、自由な間仕切り・柔軟な平面計画を実現する構造形式であること。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

南側のみならず、東・西面も隣接建物でふさがれているという敷地条件の悪さを克服すること。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

木造住宅の新しいスタンダードを目指して、誰でも、何処でも簡単に建設可能な工法システムを考案すること。

審査委員の評価

規格型の木製部材を反復しながら、豊かで開放的な空間の実現に成功している。建築構造的にも従来の木構造にない開放性とフレキシビリティの高さを実現している。

担当審査委員| 隈 研吾   芦原 太郎   沖 健次   黒崎 輝男  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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