GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
救急用患者固定ベルト [ライフベルト:LiB]
部門/分類
商品デザイン部門 - 公共機器・設備/公共交通関連機器・設備
受賞企業
ネット・クレイ株式会社 (石川県)
受賞番号
03A11040
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

伸びる面ファスナーを利用し、手軽な操作で体を固定できる商品。ベルト全面が伸びるメス加工処理が施されており、体型を選ばない固定が可能となった(添付写真3参照)。また、従来のシートベルトタイプと違った次の特徴がある。1.装着時間短縮、2.コスト削減、3.取付けミスの低減、4.サインの付加、5.丸洗い可能なメンテナンス性向上。 その他、本製品は石川県の認定商品(石川ブランド)として表彰された実績を持つ。

プロデューサー

ネット・クレイ株式会社 代表取締役 森田一郎

ディレクター

ネット・クレイ株式会社 代表取締役 森田一郎

デザイナー

ネット・クレイ株式会社 代表取締役 森田一郎

詳細情報

http://www.lib119.com

開始日
2003年9月27日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

1分1秒を争う救急の現場において、誰でも簡単にすばやく患者を運ぶため、慌てていても取り付けミスをおこさない工夫や、マニュアルが無くても装着出来る容易さをこの商品に反映しました。 パッケージデザインも消防署の滑り棒をイメージさせる筒型とし、ベルトを丸めて収納することでボールの様に手早く投げて渡す事もできる。これにより救急用具でありながら美しさと機能性を加味した商品となった。

デザインのポイント
1.商品の装着を様々な担架に合わせるため、握り手の大きさを基準とし、強度を保ちながら小さくした。
2.慌てた状況下においても装着ミスを起こさないように両面接着にした。
3.仮に長さが足りない場合は2本の両端を繋ぎ合わせるジョイント形態を取った。 
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

取り付けミスを起こさない為に、慌てた状況下でもやり直しがないように両面に同じ処理を施した。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

使用するゴムの強度を上げることで、スペックに余裕を持たせる事が出来、これにより製品の寿命を上げる事が出来た。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

防災用具や非常用具はその存在自体が大きなサインとなるため、平穏な日常生活に於いては普段目に付く場所から自然と遠ざかってしまう。そうして抱える潜在的な問題点をシンプルかつ洗練されたパッケージとすることで、インテリア的要素を加味できた。

審査委員の評価

緊急時の作業環境に注目したデザインである。伸縮性のあるファスナーを利用し、一秒を争う状況においても確実な装着が出来るものであり、単純だが優れた機能性を有しているといえる。また、テープの色により患者の緊急度を識別するというアイデアは大変優れた視点である。また、地場産業の繊維技術と救急現場のニーズがデザインとアイデアによって融合した点も、良好な開発プロセスとして評価された。

担当審査委員| 田中 一雄   伊藤 恭行   柘植 喜治   平野 湟太郎  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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