GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
スマート消毒綿ケース [Y's Product・SC-1]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
吉田製薬株式会社 (東京都)
受賞番号
03A10072
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

医療現場で外皮消毒を行う綿球を保存する容器です。今までは、消毒薬と滅菌綿球を万能つぼという容器で調製し保存していました。スマート消毒綿ケースはアルミパックに密封された調製済みの消毒綿を使うための容器です。アルミパックを使用しているので消毒綿の補充が衛生的で簡単に行えます。万能つぼに比べ小型・軽量でありながら安定性があり、シリコンパッキンで薬液の揮発を極力抑えているので比較的長期保存が可能です。容器本体には薬液に強いP.P.材を使い、ベースには比重の重いエラストマー材で安定性を確保しています。そして容器の中にはアルミパックを使い易い形状にするP.P.板材のオープンホルダーを装備しています。 

プロデューサー

株式会社デザイン・ホロン 代表 田中堅四郎

ディレクター

株式会社デザイン・ホロン 代表 田中堅四郎

デザイナー

株式会社デザイン・ホロン 石垣 明

開始日
2003年1月20日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

デザインとは、スタイリングだけではありません。デザインとは、きもちよくコミュニケーションできること全てだと考えます。消毒綿ケースのデザイン開発においても、医療従事者がストレス無く作業ができることを考えました。つねに細心の注意が必要とされる医療現場では、ワンタッチオープン機構とアルミパックオープンホルダーが快適さを提供し、きっと医療従事者の方々のストレス軽減に寄与するはずと思っています。 

デザインのポイント
1.ヒンジ方式蓋密閉は難易度が高いと言われているが、中空形状パイプパッキンを使い密閉性を確保した。 
2.狭く使い難いアルミパックの取出し口を、オープンホルダーにより最大限に広げて使い易くしました。 
3.線径と巻数を考慮したコイルを2個使い、ワンタッチでソフトに開くフタを開発し快適使用を実現。 
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

万能つぼは、大きくて重いというサイズの問題、密閉性がなく開けづらいという蓋の問題がありました。アルミパックを使ったリフィル補充方式消毒綿が登場したことは衛生的かつ作業の省力化ということで画期的なことであります。ただそこにも解決しなければならない開封口の問題が有りました。そこで提案1?4で問題を解決しました。提案1(片手でも外皮消毒作業ができるワンタッチソフトオープン機構)提案2(長期保存が可能な、薬液の揮発を防ぐシリコンパッキン付き)提案3(消毒綿の取出しがしにくいアルミパックを、使いやすくするオープンホルダー装備)提案4(安定性があり、場所をとらない小型軽量のアルミパック専用容器) 

審査委員の評価

蓋の部分のバネの使い方がうまいので、バランスよく蓋が開く。音のせず、ガタつきもなく安定している。使い勝手が良く考えられており、設計がしっかりなされている。デザインにも優れており、素材の選択もいい。設計と造形が調和している点は高く評価できる。

担当審査委員| 山中 俊治   奥山 清行   坂野 博行   戸島 國雄  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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