GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
歯科治療用ユニット [エクシード エフ]
部門/分類
商品デザイン部門 - 医療機器・設備
受賞企業
株式会社吉田製作所 (東京都)
受賞番号
03A10046
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

歯科治療用ユニット。 歯科治療における治療機器を集約した診療装置。患者さんが座る椅子とうがい装置、衛生士さんが使用するアシスタントテーブル、インスツルメントとそのホルダー。ドクターが使用するドクターテーブル、インスツルメントとそのホルダー、無影灯などから構成されます。近年ではドクター、衛生士さんの使い勝手はもちろんの事、患者さんのホスピタリティが重要とされています。また、医院のインテリアも重要な要素であり、それに合うユニットのデザインが求められています。本ユニットは治療におけるオペレーションはもちろんのこと、安らげるインテリアに合うデザインに展開しました。

デザイナー

株式会社吉田製作所 テクニカルセンター デザイン室 課長 深澤太郎

シンプルで美しく「感動」のあるデザインを目指しています。

詳細情報

http://www.yoshida-net.co.jp/jp/products/unit/exceed_ef/index.html

開始日
2002年10月
価格

3,680,000 ~ 3,780,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

歯科治療の「痛い」「恐い」イメージを打破し患者さんのホスピタリティを最優先に 考え「優しさ」という人格をユニットに与えました。この人格をサービス提供の最高位としてコンシュエルジュの職業にたとえ、「患者さん」から「お客様」ととらえる事により最高のおもてなしを与えるイメージをコンセプト展開しました。

デザインのポイント
1.形状をアーチのラインに展開し患者さん、衛生士さん、ドクターに優しさを感じさせるよう工夫しました。
2.小物置きテーブルを装備。めがねや花など小物を置ける専用の演出スペースの装備。
3.スピットンは従来汚いイメージでしたが、ガラス素材を使い、汚いイメージから美しさを与えました。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

患者さんの立場よりデザインしました。従来の歯科ユニットは治療するドクターの作業性は追求されていましたが、患者さんのアメニティについては機能搭載が遅れていました。今回のユニットは患者さんが、何を求めているか調査数値化し特に強く訴えかけました。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

外観部分の成形品の材質及び表示   ・長年使用しても色の変色対策。   ・成形品の裏面に材質表示   ・成形品に金属を使用する場合、なるべくアウトサートし破棄する際に取外しを考慮

デザインが技術・販売等に対して行った提案

患者要望アンケート調査、チェアの座り心地(体圧分布試験、座感アンケート)うがい位置検証(被験者テストによる最適位置の割り出し)

審査委員の評価

はやりのスタイルテーマではあるが、清潔感のある造形と色彩で小物に至るまでよく統一され、治療室の室内景観向上に寄与するデザインと認められる。構造とスタイルとの間に齟齬がなく、デザイナーと設計技術者との協力体制に見るべきものがある。ユーザービリティ、人間工学的な配慮も行き届いている。

担当審査委員| 山中 俊治   奥山 清行   坂野 博行   戸島 國雄  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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