GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
バネ尺 [バネ尺,Tapiro 3 Clear (タピロスリークリア)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
有限会社タピロ (埼玉県)
受賞番号
03A09037
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

アーチのバネ効果で、ワンプッシュで固定 ・ 持ち易く、滑らせながら移動ができる定規「バネ尺」。アーチバネを軽く押さえるだけで全体が固定されズレる事がない。また、こすらずに垂直に持ち上げられるため、紙面上のインクやフィルムなどを汚したりキズをつける事がない。他、押さえる指先とカッターガイド面の段差及び間隔により安全でスピーディーにあらゆる材質のカッティング作業が行える。バネ尺を裏返しにして障子の框にあてがって使用すれば障子切りのガイドとしても使用できる。全長はB4サイズ対応の36.5cm,溝引き対応,両サイド基点,方眼・平行目盛付で刃が乗り上がらないコの字型ステンレスガイド付き。

プロデューサー

有限会社タピロ 代表取締役 磯 伸明

ディレクター

磯 伸明

デザイナー

磯 伸明

磯 伸明

詳細情報

http://www.tapiro.co.jp

開始日
2003年1月16日
価格

2,800円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

使用者の脇役的な視点で本商品開発を行い、いつまでも人が主役であり続けられる人にやさしいものづくりを基本コンセプトとした。また、従来の無機質な定規のイメージを、もっと有機的な機能美と安全性を兼ね備えたデザインとする事で使用者の心や生活が豊かになるイメージに変えたかった。

デザインのポイント
1.アーチ状のバネ効果により心地よい押さえ易さと持ち易さが得られ力の弱い人でも負担感なく使用できる。
2.バランスよくアーチと定規を一体化させた事でカッティング作業の安全性や目盛の見易さを実現。
3.使う度にシンプルな機能が見て解かる愛着のわくデザイン。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

無色透明のアーチに取り付けられたスベリ止めの粘着色をブラックにする事で、つかみ取る際の取っ手としての識別や、面積の小さな対象物を押さえる際の認識性を高めた。また、アーチと定規とのカタツキを防止するため先端のバリを削除した皿ネジとアーチのゴムパッキンにより、作業時アーチと定規とのカタツキを防止。他、刃が乗り上がらないコの字型ステンレスガイド使用によりあらゆるカッティング工具(カッターナイフ・ガラス切り・アクリル切り・タイルカッター)にも対応できる。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

定規を使用する上でユーザーが作業時に負担を感じる押さえる動作や掴み取る動作など基本的な使い勝手を良くし、安全性や目盛の見易さ及び商品全体の統一感をだし、飽きの来ない機能美を重視したデザインにした。また定規としての品質を損なわないよう、一本一本検品を行っている。スベリ止めには紙面などの対象物を汚すことのないリサイクル可能なオレフィン系樹脂を使用し、消耗時は交換が可能となっている。商品廃棄の際はネジ2本で分解、分別を容易にできる。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

透明成形品の設計において出来るだけ定規を透かした際に紙面などの対象物が見易くなるよう配慮した。また販売に対してはアーチのバネ効果でワンプッシュで固定・持ち易く滑らせながら移動ができる「バネ尺」とした事で商品と名称が一体化しより商品イメージを解かり易くした。

審査委員の評価

従来品とは異なり使い勝手、安全性や目盛の見易さ及び商品全体の品質が格段に向上している。シャープで飽きのこないデザインとなっている。

担当審査委員| 和田 達也   五十嵐 久枝   大月 ヒロ子   喜多 俊之   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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