GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|インタラクションデザイン賞

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受賞対象名
車載用情報システム [G-BOOK対応DVDボイスナビゲーション付EMV(エレクトロマルチビジョン)]
部門/分類
商品デザイン部門 - 乗用車および関連商品
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
03A07026
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

トヨタ自動車(株)の車両製品に標準装着またはメーカーオプションにて販売するナビゲーションシステム及び、周辺付属機器である。ナビゲーションシステムの他にG-BOOK(情報端末・ブラウザ‐)オーディオ、エアコン、ETC、周辺監視システム(バックガイドモニター等)、ハンズフリーを含む。高精細モデル(VGA)と標準モデル(EGA)があり、日本の他に北米、欧州、豪州、中近東の各国へ発売する。HMI(人と機械の双方コミュニケーション)についても取り組んだ。 

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社/株式会社デンソー/アイシン・エイ・ダブリュ株式会社/富士通テン株式会社/松下電器産業株式会社 パナソニックデザイン社

デザイナー

デザイン本部デザイン開発室/技術管理部デザイン室/ナビ事業部第1開発部/AVC本部第2事業部/デザインセンターインターフェイスデザインチーム

開始日
2003年8月
価格

200,000 ~ 300,000円

問い合せ先

トヨタ自動車株式会社 デザイン本部デザイン統括部リソーセス統括室広報渉外グループ

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

安全性・品質感・ユーザビリティーや継承性を確保しながら車両購入ユーザーへの満足感を訴求する商品として魅力を出すのに苦労。操作性、視認性の基本性能とユニバーサルデザインを考慮した。ナビに附帯するシステム(GBOOK、エアコン、オーディオ周辺監視、ハンズフリー、RSE等)の画面意匠に一貫性を持たせ、トータルにシステムデザインを表現した。言語や嗜好の壁を乗越え、全世界主要市場の統一意匠を実現。

デザインのポイント
1.高精細ディスプレイと32000色表現を生かした、魅力的な画面意匠
2.車両走行中でも無理なく使える、操作性、視認性、安全性を考慮した画面意匠・HMI
3.文字表示などは色弱者・高齢者にも配慮。コントラストを強く、大きくし、ユニバーサルデザインを目指した
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

1)文字の大きさを切りかえる機能を付加。(例:高齢者は「大」若年層は「小」に切替可能) 2)文字を読まなくてもアイコン(アイコンの大型化・リアル表現)によって認識させ、瞬時にスイッチを押せるようなインターフェース。 3)アイコンによって機能が認知できるよう、記号化・アイコン化を推進。 4)地図において道路の立体表現、各種表示の立体表現化によって、視認性を大幅に向上。 5)高齢者の視認性評価に基づいた、適切な文字の大きさ、コントラストでの意匠表現。 6)車両の内装色やメーター色にマッチできるよう、メニュー背景、地図背景色を切りかえる機能を付加。 

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

電子部品に使用していた六価クロムの使用廃止。(破棄段階の環境負荷物質低減)

デザインが技術・販売等に対して行った提案

ディスクレーベル、ブックレット、メモリーカードなど付随する物のデザインも画面意匠 とイメージを統一し、デザインアイデンティティーを明確にした。 

審査委員の評価

G-BOOKの概念や色盲・色弱者に対する配慮、アイコンのデザイン検討など細部にまでデザイナーの配慮が行き渡っている点が高く評価された。加齢による視力や色認知の変化、色弱者の色認知特性を考慮した画面デザインにより、カーナビにユニバーサルデザインを導入した。

担当審査委員| 平野 哲行   有元 正存   片平 秀貴   舘内 端   蓮見 孝  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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