GOOD DESIGN AWARD

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2003

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
パーラーチェア [リブラ]
部門/分類
商品デザイン部門 - アミューズメント関連商品・設備
受賞企業
株式会社ジーエーピージャパン (東京都)
日本スチールケース株式会社 (United States of America)
受賞番号
03A02014
受賞概要
2003年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新しいデザイン・コンセプトに基き、新しいハイテク素材を採用した革新的な次世代のパーラーチェア「リブラ」。主な特徴としては、1.各種の工夫や機能により、ユーザーに長時間でも快適な座り心地を提供。2.大胆なスケルトン機能による高いデザイン性と省スペース化を実現。3.優れた耐久性と高いメンテナンス性によるランニングコストの軽減が実現。4.長年にわたり使用可能で、廃棄時にもほとんどがプラスチック素材であり、分解も容易で、分別性に優れている。

プロデューサー

スチールケース インターナショナル アジア・パシフィック 商品開発・マーケティング部長 ケネス ペニング

ディレクター

スチールケース社 シーティング部門 ピーター ジョン ピアス(独立デザイナー)

デザインディレクターのピーター ジョン ピアス

開始日
2002年8月28日
価格

オープンプライス

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

デザイン、機能、構造、素材、特徴等、スムーズに統合して、チェアはデザインされるべきで、隠したり、見せ掛けたりしてはならない。正直さやオープンさが重要である。環境に優しい事も大切で、チェアは丈夫で長年使用されるべきであり、又分別・分類に対する配慮も必要である。パーラーチェア「リブラ」はこの思いを実現させたものである。

デザインのポイント
1.ファイバーグラス入りの素材は、優れた耐久性を実現し、製品の長寿命を可能とした。
2.エンジニアリング・プラスチックの使用により、従来にはない大胆なシースルー構造が実現。
3.独特のゴム式バネを内蔵して、体重の軽いユーザーにも快適性を実現。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

1.快適な座り心地を提供するバランス・アクション・メカ並びに、従来タイプのコイルスプリングを廃止して、独特のゴム式バネを内蔵して、あらゆるユーザーに快適性を提供。2.チェア背部には、ポリプロピレン製のフレキシブルスリットを採用。ユーザーの背中を優しく包み、通気性にも考慮している。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

グラスファイバー入りのナイロン&ポリプロピレンの使用により優れた耐久性を実現。チェア本体において、ネジ類等以外は、殆どプラスチック素材使用により、分別分類が容易になった。チェア脚部においても、殆どがスチール製の部材で構成されており分別回収が容易である。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

新しいデザインコンセプトを実現させるために新素材の提案。強度が必要な部分には、グラスファイバー入りのナイロンやポリプロピレンを使用し、柔軟性が求められる部分には、ポリプロピレン素材を提案して実現。

審査委員の評価

パーラーチェアは派手なデザインのものが多いが、「リブラ」はシックで落ち着いたデザインになっている。ゲームマシンを引き立たせる為にはこれが絶対的に必要なテーマと云えよう。特にバックから見たデザインがスッキリとしていて良い。

担当審査委員| 長濱 雅彦   キュー・リーメイ・ジュリヤ   廣田 尚子   山村 真一   由良 拓也  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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