GOOD DESIGN AWARD

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CC

2021

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建分譲住宅 [空居間(そらいま)の街]
事業主体名
ポラスガーデンヒルズ株式会社
分類
商品化・工業化住宅
受賞企業
ポラスガーデンヒルズ株式会社 (千葉県)
受賞番号
21G111015
受賞概要
2021年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

区画整理地に隣接した4区画の分譲住宅である。庭とリビングを一体的にプランニングし、内外の境が曖昧で自然を身近に感じる「空居間(そらいま)」を創った。リビングでは開放的な庭の居心地を感じ、庭では新たな居場所を楽しめる囲い方と配置計画を行った。プライベート性を確保しつつ暮らしが街に溶け込む郊外型住宅の新しい形を提案した。

デザインのポイント
1.下屋根が伸びるハーフ平屋住宅を計画し、より内と外の境が溶け合うプライベート性のある居住空間を創った。
2.建物配置と階層ヴォリュームを互いにずらして空比率を高め、街区全体に空と陽光と風の通り道を計画。
3.グリーンヴェールが隣住戸や街と適度な距離感を創り、庭や下屋根内の植栽が開放的な暮らしへと誘う。
プロデューサー

ポラスガーデンヒルズ株式会社 坂倉利昌+株式会社est+17 小西範揚

ディレクター

ポラスガーデンヒルズ株式会社 設計部 松井孝治、工藤政希+YKK AP株式会社 エクステリア本部 深川英樹

デザイナー

ポラスガーデンヒルズ株式会社 松井孝治+if design brain 一級建築士事務所 安藤欣司+YKK AP株式会社 青羽拓哉

designer4・[空居間(そらいま)の街]

詳細情報

https://www.polus-gardenhills.com/

発売予定
2021年7月
販売地域

日本国内向け

設置場所

千葉県流山市駒木

受賞対象の詳細

背景

敷地はTX流山おおたかの森駅徒歩13分、当分譲地と同規模の敷地でほぼ均一に区画整理された新興住宅街の縁に位置する。周囲の家の多くは家の中での暮らしを中心に計画されて建ち並び、お互いの暮らしぶりが見えにくい街の風景が続いている。これらは郊外型の住宅地開発においてよく見かける結果であり、家や庭・街を一体的に考えた居心地という視点が十分でないことやプライバシーを確保する提案の乏しさが挙げられると感じている。リビングや庭からの景色・街を歩いた時の風景や自然の恩恵・近隣同士の暮らしぶりが垣間見れる伸びやかな郊外の暮らしを考えた時、平面的な広がりだけでなくオープンカーのような垂直的な自然の広がりを取り込んだ「空」を身近に感じる暮らしは、新しい居心地や繋がりを提案できるのではないかと考えた。設計事務所・外構デザイナー・建材メーカーと合同で取り組み、郊外の新しい分譲地を創るPJがスタートした。

経緯とその成果

各邸の庭や居室に陽光が射すように総2階前提のボリューム構成を見直し、ハーフ平屋住宅を2棟配置した。(ハーフ平屋住宅:2階床面積が1階床面積の1/2程度の住宅。)住宅の2階部分を小さくすることで壁面ラインにずれが生じ、様々なヴォリューム感が生まれ、街並に空が広がった。平屋部分の恩恵を得た庭にリビングが接するプランニングを行い、日陰をつくるタープ等を設置できる外構フレームを配し、南接道の宅地以外も空や自然を感じる適度なプライバシーのある庭とリビングを創った。ハーフ平屋住宅の下屋根は空から落ちる様に庭空間を覆い内外空間を包む。所々屋根開口を設けて植栽を庭から連なる様に配置し、大開口サッシで内外を曖昧に繋ぎ、空と庭の空気を感じる「空居間(そらいま)」のある暮らしを創った。空居間は自然と住まい手を誘い、その多様な暮らしのアクティビティーは隣住戸や街を行き交う人へ伝播し合い、街の暮らしが育まれていく。

仕様

土地面積:135.46㎡~156.12㎡、地域:第一種低層住居専用地域 、延床面積:90.67㎡(テラス部8.04㎡)~98.29㎡、37.0%~51.1%(許容60%)・容積率:64.0%~69.1%(許容150%)、工法:木造軸組2階建SD貼

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ポラスガーデンヒルズ株式会社 WoodGarden Office(千葉県松戸市西馬橋幸町52番地)
ポラスガーデンヒルズ株式会社 WEBSITE

審査委員の評価

敷地の狭小化と床面積の最大化によって閉鎖的になってしまった郊外の住環境であるが、2階床面積を制限する空比率という独自性の高い考え方を導入した立体的な街区計画により、良好な街並みを創出し、住まいの豊かさにつなげるという提案は、新築戸建住宅の分譲に用地取得から一貫して関わる企業の強みを生かしたアチーブである。今後、暮らし方の見直しや、世帯の小規模化が進む中で、展開が期待される取り組みである。

担当審査委員| 藤原 徹平   網野 禎昭   千葉 学   手塚 由比  

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