GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
公共施設 公園 [「ともに育つ公園」 豊島区中小規模公園活用プロジェクト]
事業主体名
豊島区
分類
地域・コミュニティづくり
受賞企業
株式会社良品計画 (東京都)
豊島区 (東京都)
受賞番号
20G201291
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

豊島区と良品計画がまちづくりに関するパートナーシップ協定を締結し、「ともに育つ公園」をテーマに、豊島区内の中小公園を対象に、定期的な地域との意見交換の場づくり等を通じてコミュニティ再生を目指した協働プロジェクトです。地域住民と協働での公園づくりを目指し、公園内の設備リニューアルと新たな公園活用に向けた試みを実施。

デザインのポイント
1.住民とのフランクな意見交流会「井戸端かいぎ」の実践
2.ヒアリングの内容やアイデアを言葉ではなく「絵」で共有。理解のスピードと深度を深めました。
3.新しい公園活用を創造しました。(最小限のハード整備&移動式コンテンツ PARK TRUCK)
プロデューサー

豊島区中小規模公園活用プロジェクト

ディレクター

株式会社良品計画 ソーシャルグッド事業部 林巧、佐藤一成

デザイナー

株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当 大友聡、Jody wong、丁野博行、桝田紅葉/イデー事業部 磯野歩

詳細情報

https://ryohin-keikaku.jp/news/2019_1216.html

利用開始
2019年12月14日
設置場所

■上り屋敷公園:豊島区西池袋2-14-2■西巣鴨二丁目公園:豊島区西巣鴨2-27-7

受賞対象の詳細

背景

2014年に「消滅可能性都市」と指摘された豊島区は、「わたしらしく、暮らせるまち。」推進室を立ち上げ、子育てがしやすいまちを目指し様々な活動を行ってきた。同区と良品計画は、2017年11月にまちづくりに関するパートナーシップ協定を締結。主に区内の中小公園を対象に、マルシェ開催や定期的な地域との意見交換の場づくり等を通じてコミュニティ再生を目指した、暮らしやすいまちづくりに取り組んでいる。同区内には大規模な都市公園がなく、区民1人当たりの公園面積は23区中最低である一方、小規模な公園・児童遊園が多数あり、面積当たりの公園数では23区でもトップクラスにある。そうした小規模公園は十分に活用されておらず、地域住民のニーズにもマッチしていない現状から、両者で構成されるプロジェクトチームを組み、公園の現地調査や地域住民との意見交換などの対話の場を持ち、公園の未来の姿についてアイデアを出し合ってきた。

経緯とその成果

①「今あるものを活かし、できることを見出す(施設設備の整備は作りこみすぎず最小限に)」②「公園の特性と立地を活かし、地域のための場になるように見直す」③「活用の実践と実験を繰り返す」 この3つを基本の考え方として計画・実践した。【○○できない公園から○○できる公園へ】をコンセプトに、本当に禁止されている事項のみ「お約束看板」として1つに集約し「できる」ことをサインで掲示した。サインに表記されている「くつろぐ」「育てる」「遊ぶ」「集う」など「できる」については住民との話し合いにより追加・削除することが可能。また、住民の交流や新たな活用を目指し移動車両(PARKTRUCK)を開発(協力:ダイハツ工業)。PARKTRUCKは最小限のハードを補完する位置づけとしモビリティの特性を活かし、コーヒーなどのドリンクや軽食、図書館の本や遊具などを搭載。複数の公園を訪問する「シェア機能」を持ち合わせている。

仕様

■対象公園:上り屋敷公園(面積2982.68㎡)・西巣鴨二丁目公園(面積1357.83㎡)■協力者・利用者:地域住民・地域自治会・地域町会・地域団体(企業・商店・団体)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

■上り屋敷公園:豊島区西池袋2-14-2  ■西巣鴨二丁目公園:豊島区西巣鴨2-27-7
株式会社良品計画ニュースリリース「ともに育つ公園」づくり、本格始動
無印良品 ローカルニッポン
としまscope

審査委員の評価

公民連携の取り組みが増えている。行政は活用できていないリソースを提供し、民間はノウハウを活用しながら素早くトライアル&エラーを実行することができる。豊島区では公園の面積としては少ないものの、小規模な公園の数は多かった。大規模な公園のリニューアルが各所で進められているが、都市における小規模公園の再生事例はまだあまり聞いたことがない。このプロジェクトはPARKTRUCKという移動車両を導入することで、最小限の投資に抑え、フレキシブルに公園を活用できていることを評価した。

担当審査委員| 井上 裕太   川上 典李子   ナカムラ ケンタ   山出 淳也   山阪 佳彦  

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