GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
介護施設コミュニケーション サービス [HitomeQ コネクト]
事業主体名
コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社
分類
一般・公共用システム・サービス
受賞企業
コニカミノルタ株式会社 (東京都)
受賞番号
20G191228
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

簡単な操作で家族に介護記録・写真・動画などを配信し、施設利用者の生活をLINEで届けます。日々の配信により家族の安心感、信頼感を増し、コミュニケーションエラーを軽減します。また、システムを通してのフィードバックにより職員のやる気を高め、介護サービスの質を高めることにもつながる双方向コミュニケーションサービスです。

デザインのポイント
1.施設利用者の状態を施設と家族が共有することで、施設と家族が協力した介護を実現する。
2.高齢な家族でもワンタップで簡単に使用でき、施設も特別な機器が不要なので、誰でもどんな施設でも使える。
3.施設と家族とのコミュニケーションの量と質が高まり、職員のモチベーションが向上し、ケアの質も高まる。
プロデューサー

コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社 三浦 雅範+コニカミノルタ 株式会社 QOLソリューション事業部 河邊 恭

ディレクター

コニカミノルタ株式会社 ヒューマンエクスペリエンスデザインセンター 平賀明子、南原二郎、瀧村量、田中真季

デザイナー

コニカミノルタ株式会社 ヒューマンエクスペリエンスデザインセンター 中田 敦+フリーランス 荒井 一明

詳細情報

https://www.konicaminolta.com/jp-ja/care-support/service/connect/index.html

発売
2019年10月9日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

現在、高齢化社会による要介護者の増加、生産年齢人口減少による介護職員の慢性的な不足による仕事量の増加などにより、介護施設を利用されている家族と施設の間のコミュニケーションは、お互いの忙しさや時間的拘束から見過ごされがちになってしまっています。実際に介護施設へのヒアリングを行う中で、施設利用者の変化・家族に伝えたい出来事やイベントのお知らせが介護施設からうまく伝えられていないことや、家族が問い合わせの際に躊躇してしまうなどのミスコミュニケーションが発生していること、お互いが伝えなければいけない情報を伝える手段が明確化されておらず、介護職員が家族と素早く簡単に連絡が取れないという課題が認識できました。お互いの負担とならず気軽に扱えるミュニケーション手段を提供することが介護施設と施設利用者家族の間の信頼を高め、施設利用者の満足へもつながると考え、本サービスの検討を開始しました。

経緯とその成果

介護現場で多くのヒアリング、時には24時間の現場観察による実情・気づきを基に、新たにハード機材を購入しなくても導入できるサービスとして構築しました。WEBアプリはITの知識が高くない介護施設職員でも簡単に使えるUIとし、介護施設利用者の家族へはいつでもどこでも簡単にワンタップで使えるシステムとしてLINEを選定し利便性を高めています。実際に60代以上の家族でも難しくなく毎日使用できており、簡単に介護施設利用者の状態・様子を知ることができるので、介護施設職員と利用者の介護について相談することが出来るようになっています。介護施設職員が実施するケアの内容が家族に伝わり、それに対する感謝を伝えられることで、職員自身が自信とやりがいを持って働くことができ、それが入居者の居心地の良さにもつながるという好循環が構築できています。今後は、この好循環の輪を広げることで社会課題の解決へと結びつけていきたい。

仕様

介護施設向けWEBアプリケーション。PCの専用WEBアプリで、各種情報の登録・確認ができます。LINEアプリケーション(専用のLINE公式アカウント)を使用し、介護施設利用者の家族向けスマートフォン(Android OS、iOS、画面サイズ不問)への施設からの情報提供(介護記録、イベント情報等)、家族から施設への連絡(面会予約、写真印刷依頼、意見等)や、オンライン面会ツールとして使用可能。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「HitomeQ コネクト」ウェブサイト申し込み・問い合わせフォームより。
HitomeQ コネクト

審査委員の評価

デザインは重要な社会問題に役立つことがある。ここでは高齢者ケアの問題だ。このサービスは高齢者家族とどのように連絡を取り合うかという繊細な問題に取り組んでいる。個人データと健康データを整理された使いやすい方法で伝達し、医療専門家と患者というケアの側面、そして家族とのやりとりという側面の両方の機能を果たす。

担当審査委員| 長田 英知   内田 友紀   近藤 ヒデノリ   Miles Pennington   水野 祐  

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