受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。
- 概要
既存の税理士会館の移転建替である。新しい時代の「対話する税理士会館」をテーマにした。約400年前につくられた歴史的遺構である御殿堰に面しつつ、街とも連続した親水広場をつくり、その広場に向かって建物を開くことで、税理士会の会員だけではなく、一般市民にも立ち寄りやすいような、公共性をもった施設にしたいと考えた。
- デザインのポイント
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1.親水広場をつくることで、今まで目立たなかった御殿堰に光を当て、人々がその存在に気付けるようにした。
2.親水広場に向かって建物を開き、大庇を設けることで、人々が集い、自然、歴史とも対話できる場を創出した。
3.庇下の縁側空間を介し内外を緩やかに結ぶことで、機能に偏りがちな事務所建築に場所の魅力を取り込んだ。
- プロデューサー
東北税理士会 山形県支部連合会 江部寛
- ディレクター
羽田設計事務所 安達和之
- デザイナー
空間芸術研究所 矢野英裕
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矢野英裕(空間芸術研究所)
- 詳細情報
- 利用開始
- 2017年12月
- 販売地域
日本国内向け
- 設置場所
山形県山形市旅籠町1-12-51