GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
温泉施設 [紅葉乃湯]
事業主体名
リソルの森株式会社
分類
商業のための建築・空間・インテリア
受賞企業
リソルの森株式会社 (千葉県)
株式会社16アーキテクツ (東京都)
受賞番号
20G161081
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

敷地内のホテル・コテージ・グランピング宿泊者専用の温泉施設。紅葉の下で温泉に入り、少しお酒を飲みながらゆっくりと過ごせる非日常の空間が求められた。既存の紅葉や石畳・石階段を残す事で元々あった風景を保存し、建物の中に元々ここにあった豊な自然風景を取り込むことで、「場の記憶」を楽しめる空間とした。

デザインのポイント
1.既存紅葉と石畳・石階段を残すことで、元々ここにあった自然風景を「場の記憶」 として楽しめる施設とした
2.豊かな自然風景を建物に取り込み、堪能できるよう全開口にできる木製サッシとした
3.敷地高低差に合わせて建物高さを低く抑え圧迫感をなくすことで屋根越しに豊かな木々が見える構成とした
プロデューサー

リソル総合研究所株式会社 代表取締役社長 湯田幸樹

ディレクター

株式会社16アーキテクツ 松田光司

デザイナー

株式会社16アーキテクツ 小川達也, 茂祇路子

詳細情報

https://www.seimei-no-mori.com/grandvaux/

利用開始
2020年4月
販売地域

日本国内向け

設置場所

千葉県長生郡長柄町上野526-6

受賞対象の詳細

背景

千葉県房総台地の大自然の中に紅葉乃湯は建つ。自然豊かな広大な敷地の中に、ホテル・コテージ・グランピングといった宿泊施設やトレーニングセンター・陸上トラックやグランドや屋外アスレチック・ゴルフ場が配置される。豊かな自然を享受しながら心身ともに健康になるスパリゾートとして計画された。 宿泊者のために、豊かな自然を感じながら温泉に入り、カフェで少しお酒を飲みながらリラックスできる空間が求められた。自然の風景を最大限建物の中に取り込み、存在感をできるだけ抑えた建物とすることで周囲の風景になじむと考えた。 明るく開放的なカフェ空間から光を抑えた緩やかな階段を下りていくことで半層下の温泉空間へとたどり着く。紅葉した紅葉の下で、自然を堪能しながら温泉に入る非日常のリラックス体験ができる空間とした。

経緯とその成果

既存樹木や既存の石畳・石階段を残すことで、元々ここにあった豊かな風景を保存し、全開にできる大開口木製サッシにより、その風景を建物の中に居ても感じ取れる空間とした。建物の存在感をできるだけなくすよう、敷地高低差を生かし建物の高さを抑えることで、道路側からは建物高さ1.8mとなり、周囲の樹木が窓越しに見える断面構成とした。それにより前面道路と入り口となるカフェで1.1m、カフェと温泉・脱衣室で1.75mの高低差が生まれ、石畳に面したカフェと浴室を結ぶ通路は長く緩やかな階段となった。明るく開放的なカフェや温泉とは違い、階段は光を抑え壁に囲まれた空間とする事で、地下へと降りていく緊張感を演出した。地層をイメージしたコンクリート本実打放しにより、親しみやすさと重厚感を表現しつつ、構造体をそのままに表現することで、できるだけ薄く、低くシャープな建築表現とし、建物の存在感をできるだけなくした。

仕様

敷地面積:1758.96㎡ 建築面積:451.55㎡ 延床面積:493.44㎡ 階数:地下1階/地上1階 最高高さ:5.57m 軒高さ:5.17m 構造:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造

どこで購入できるか、
どこで見られるか

千葉県長生郡長柄町上野526-6
リソルの森 Grandvaux Spa Village

審査委員の評価

ホテル、コテージ、グランピング施設用の温泉施設。まず目を引いたのはその佇まいで、建物高さの低さであった。周囲を囲む塀から少しだけ頭を出す程度に抑えられた外観は圧迫感がなく前面道路に対し柔らかな印象を与えている。施設内は半地下になっており、外観からの印象よりも内部はおおらかな空間が広がっている。庭、外部からの光、照明等の計画が洗練されており、印象的な場所を作り出しており、魅力的な建築である。

担当審査委員| 原田 真宏   遠山 正道   永山 祐子   吉田 愛  

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